■今週末の担当 建築家■
6/2(日) 10:00~17:00 伊原 洋光 さん
hm+architects 一級建築士事務所
http://hm-a.jp/
●Director’s コメント
「繊細さや緻密さ、深い考えを含んだものを丁寧に組み立てることで、静かに、そして力のある建築が生まれます。そして、 ただシンプルなだけではない。ただ大胆なだけではいけない。『静かにデザインする』ことを大切にしています」という信条をもつ伊原洋光さんと奥様の伊原みどりさんが共同主宰する建築設計事務所「hm+architects 一級建築士事務所」は2016年に設立しました。名称にもある“+”(プラス)には、おふたりの提案により、住まいに「プラスの価値」を提供できる、真摯で貪欲な思いが込められています。
田園都市建築家の会では、家づくりに関する様々なご相談を無料でお受けしています。
たまプラーザの「家づくりカフェ(相談・打合せスペース)」にて皆様のご来場をお待ちしています!
下記メールフォームよりお気軽にご連絡ください。
(営業時間 10:00〜17:00/水曜定休)
田園都市建築家の会では、具体的な設計ご依頼の前に、しっかりと検討したい下記の内容について日々様々なアドバイスを差し上げ「建築家との家づくり」をサポートしています。 是非ご活用ください。
土地探し(エリア、価格、法令チェック、仮のプラン検討、進め方 など)
・資金計画(土地+建物+その他必要な費用、銀行ローン手続き など)
・建築家探し(建築家との家づくりの流れ、自分にあった建築家選び など)
毎週末(日曜日)につきましては、所属する建築家が「家づくりカフェ」にて「建築家無料相談」を開催しています。週ごとに担当建築家がかわり、皆様のご来場をお待ちしています。
(当日、ご予約なしのご来場でも担当建築家と相談可能です)
■今週末の担当 建築家■
5/26(日) 10:00~17:00 吉田 立 さん
リツデザイン建築設計事務所
https://www.ritsu-design.com/
●Director’s コメント
吉田さんの事務所(リツデザイン)は、設計コンセプトとして「空間の広がり」「生活動線」「高い環境性能」を掲げている通り、デザイン性の高さだけにとどまらず、日々の住み心地に配慮しながらのびのび暮らせる空間づくりを得意としています。また、リノベーションの事績も豊富で、2014年には中古住宅の流動化に関する設計提案でグッドデザイン賞を受賞しています。
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・建築家探し(建築家との家づくりの流れ、自分にあった建築家選び など)
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■今週末の担当 建築家■
5/19(日) 10:00~17:00 山田 悦子 さん
アトリエエツコ 一級建築士事務所
http://www.a-etsuko.jp/
●Director’s コメント
1998年よりオランダ留学、アムステルダムの建築設計事務所「moriko kira architect」を経て、2007年アトリエ エツコ 一級建築事務所を設立。山田さんは、木造、RCなど新築一戸建てプロジェクトはもちろんですが、リノベーションの実績も非常に多く、都内の有名なヴィンテージマンションのリノベプロジェクトも数多く手がけ、シンプルで洗練されたインテリアデザインは定評があり、Etsuko Yamadaファンも多い。「住まいの環境デザイン・アワード2008」「ベターリビング・ブルー&グリーン賞」など受賞歴多数。
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・建築家探し(建築家との家づくりの流れ、自分にあった建築家選び など)
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■今週末の担当 建築家■
5/12(日) 10:00~17:00 宮崎 俊行 さん
宮﨑建築設計事務所
http://www.miyazaki-aa.jp/
●Director’s コメント
「住むほどに味が出る家」「流行りに左右されない、永い時の流れに耐えうる建物」~宮﨑さんの住まいには、奇をてらわず、ほっと落ち着けて居心地のよさが随所に感じられる空間がちりばめられています。
田園都市建築家の会では、家づくりに関する様々なご相談を無料でお受けしています。
たまプラーザの「家づくりカフェ(相談・打合せスペース)」にて皆様のご来場をお待ちしています!
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(営業時間 10:00〜17:00/水曜定休)
田園都市建築家の会では、具体的な設計ご依頼の前に、しっかりと検討したい下記の内容について日々様々なアドバイスを差し上げ「建築家との家づくり」をサポートしています。
是非ご活用ください。
土地探し(エリア、価格、法令チェック、仮のプラン検討、進め方 など)
・資金計画(土地+建物+その他必要な費用、銀行ローン手続き など)
・建築家探し(建築家との家づくりの流れ、自分にあった建築家選び など)
毎週末(日曜日)につきましては、所属する建築家が「家づくりカフェ」にて「建築家無料相談」を開催しています。週ごとに担当建築家がかわり、皆様のご来場をお待ちしています。
(当日、ご予約なしのご来場でも担当建築家と相談可能です)
■今週末の担当 建築家■
5/5(日) 10:00~17:00 松田 毅紀さん
HAN環境・建築設計事務所
http://www.han-arc.com/
●Director’s コメント
「自然の力を生かす」をテーマに掲げ、パッシブデザインの家づくりを標榜する松田毅紀さん。建築家ならではのデザイン性をとことん追求しながら、断熱性・気密性もトップレベルの家づくりを目指す貪欲な建築家です。
田園都市建築家の会では、家づくりに関する様々なご相談を無料でお受けしています。
たまプラーザの「家づくりカフェ(相談・打合せスペース)」にて皆様のご来場をお待ちしています!
下記メールフォームよりお気軽にご連絡ください。
(営業時間 10:00〜17:00/水曜定休)
田園都市建築家の会では、具体的な設計ご依頼の前に、しっかりと検討したい下記の内容について日々様々なアドバイスを差し上げ「建築家との家づくり」をサポートしています。 是非ご活用ください。
・土地探し(エリア、価格、法令チェック、仮のプラン検討、進め方 など)
・資金計画(土地+建物+その他必要な費用、銀行ローン手続き など)
・建築家探し(建築家との家づくりの流れ、自分にあった建築家選び など)
毎週末(日曜日)につきましては、所属する建築家が「家づくりカフェ」にて「建築家無料相談」を開催しています。週ごとに担当建築家がかわり、皆様のご来場をお待ちしています。
皆さま、こんにちは!
アトリエハレトケ長崎辰哉です。
4月吉日、現在手掛けている「たまよんガーデン・コミュニティ」の現場が上棟しました。
障がいを持つ方々が仲間や庭や街の人々と交流しながら自律的に暮らすための場所づくりのお手伝いです。
前々日までは、基礎と土台しかなかった場所に、棟梁を始めとする8名の大工の手で、わずか二日で建物の枠組みが一気に立ち上がりました。
晴れの日に相応しく半被を背負うかしの木建設の勇壮な面々。今回の事業主様のこのプロジェクトにかける想いに神妙な面持ちで聞き入ります。
ベテランから今年入ったばかりの大工まで、現場での実践を通じて、しっかりと技術が継承されていくのがかしの木建設の現場の魅力です。
木造は私たち日本人の精神性に深く根ざしており、何度現場を経験してもその都度、大いに学びがあります。これは建築家として幾つになっても、どれだけ経験を積み重ねても変わることのない「木造で建てることの魅力」だと思います。(珍しく建築家本人も顔出し写真で登場)
つくり手が事業主の想いにしっかりと耳を傾ける姿を見て、良い建築は、人の心がつくり手に正しく伝わることで、生み出されるのだと、改めて感じました。
私たちも、空高く掲げられた幣串を見ながら、気持ちを新たに、最後までしっかりとこの建築の誕生を見届けようと心に誓いました。
完成は今秋九月を予定しています。
内覧会をぜひ楽しみにしていらしてください。
今回はアトリエハレトケ長崎がお送りしました。
家づくりや施設づくりでお悩みの皆様、ぜひ私たちお気軽に田園都市建築家の会にお気軽にご相談ください。
私たち建築家と一緒に考えることで、きっとご満足いただける良い成果を引き出すことができます!
ご自身らしい家づくり、施設づくりを前向きに思う存分楽しみながら実現しましょう!
こんにちは、リツデザイン一級建築士事務の吉田です
ちょっとドキッとするタイトルですよね
でも建て替えが出来ない敷地は案外あるもの
そんな敷地でのフルリノベーションを何回かに分けてご紹介します。
◆
今回は築54年のご両親のお住まいを建て替える計画で進めていたのですが
畦畔(あぜ道のことですね)や周辺複数軒家の古い取り決めの整理などにあたって
建物を新築することが出来ない現実に突き当りました。
ご新築の打合せと平行して
古い資料を集めて地域の方々と調整をされていたクライアント様にとっては
とてもがっかりされたに違いありません。
そこで我々は築54年になる今の躯体を活かしながら
間取り更新と性能向上を実現するフルリノベーションをご提案。
具体的には
・40年前に増築した2階の撤去
・耐震3相当の耐震性能向上
・高気密高断熱化(C値<1.0、断熱性能HEAT20 G2グレード)
・今後2~3世代にわたって永く使えるシンプルな間取り
を目指してプロジェクトをスタートしました。
◆
設計と見積がまとまると、先ずは解体調査
事前に調査した構造躯体と解体後の状況に差異が無いか
躯体の劣化やシロアリの食害が無いかなど詳細に調査。
構造設計者と一緒に確認し、異なっている部分や逆に活かせる部分は設計に修正を加えます。
どんな特徴的な躯体が出てくるのか、心配ながらも楽しみな瞬間の一つです
今回は屋根形状を変更し、既存の梁が活きるように設計を一部変更しました。
設計の修正を終えるとすぐに基礎工事
50年以上前の建物に現行法の構造強度を与えるには先ずはこの工程が大事になります。
イレギュラーな部分に対して設計に修正を加えながら構造強度が実現するように協力して進めます。
◆
お読みいただきありがとうございます。
続きはまた次回、2024/5/13のブログでご紹介させていただく予定です。
◆
リツデザインのリノベーション実例はこちらからご覧ください
旭川発祥、国内外のデザイナーによる高品質でデザイン性に富んだ家具メーカー・カンディハウスさんとの共催で、住まいづくりをご検討中のみなさまや家具購入を考えているみなさま必見のトークショーのお知らせです!
室内空間を創造する建築家たちが、各自が手掛けた事例をもとに、どのような発想と視点でそれぞれの空間を作り上げたのか?そして、空間づくりに必要不可欠なアイテム『家具』について、その選び方や配置などを空間別にお話する計4日間のトークイベント。
第1日 3/16(土)13時~(40分) リビング編
第2日 3/17(日)13時~(40分) ダイニング編
※4/20(土)・21(日)はテーマ未定
◎トークイベント後は、建築家による個別相談も行います。お住まいづくりや家具選びについて、気軽にご相談できる時間を設けております。
・伊原 洋光 hm+architects 一級建築士事務所
・田井 勝馬 田井勝馬建築設計工房
・松田 毅紀 HAN環境・建築設計事務所
LIVING(リビング)。ときに家族が集う楽しい空間であったり、安らぎやくつろげる空間であったり、また、ときにラグジュアリーであったり・・・家族のこだわりがいっぱいに詰まった家の中心的空間。3名の建築家によるダイナミックな空間づくりと家具とのカンケイをお話します。
・遠藤 誠 遠藤誠建築設計事務所
・高橋 隆博 株式会社アトリエ秀(しゅう)
・永峰 昌治 永峰昌治建築設計事務所
・吉田 立 リツデザイン建築設計事務所
DINING(ダイニング)。各事例によって異なるキッチンやリビングとのつながりや照明計画の工夫がおもしろいと思います。そして、ダイニングテーブル&チェア選びがポイント。4名の建築家によるそれぞれのアプローチの違いを楽しんでください。
田都会ファンの皆さまこんにちは!
今年の冬は暖かい(むしろ暑い)なぁ・・・と思っていたら、3月に入って急に冷え込む日が続きますね。
皆さまは暖かくお過ごしになられていますか?
この寒さの中にあっても、高気密・高断熱の住まいに暮らしていらっしゃる方々は、とても快適にお過ごしなのではないでしょうか?
そんな高気密・高断熱のお住まいについて、私たちが設計して昨年夏にお引渡しをしたお客様のお住まいに、先日、暮らしかた冒険家:伊藤菜衣子さんが取材に来てくださいました 。
伊藤菜衣子さんは、熊本→北海道→愛知と移り住みながら「高品質低空飛行の暮らし」を実践してきた、正に「暮らしのプロ」と言える方です。ご自身で気密施工や断熱施工までこなしてしまう(←すごい!)スーパーレディでもあります。
こちらの住まいは逗子の小高い山の上にあって、20年以上住み続けていらした住まいの建て替えプロジェクトです。
ご夫婦が長年ご愛用されてきた松本民藝家具を中心に、この地で積み重ねられてきた様々な想い出に囲まれて、隣接する公園や周りの豊かな緑を眺めながら心穏やかに暮らせる「終の住処」として、私たちとしても設計を大切にお預かりしました。
施工は、逗子葉山エリアで有名な工務店スターホームです。
「高気密・高断熱の住まいに暮らして一番変わったことは何ですか?」という伊藤さんからの質問に身振り手振りで答えるご夫妻。
季節を通じて本当に快適を実感されているのがヒシヒシと伝わってきましたが、側で聞いていて、一番の変化は「暮らしが開かれたこと」なのかな?と感じました。
「高気密・高断熱の住まい」に住み始めて、空気としては「閉じている」のに、暮らしや気持ちとしては「外へと開かれて」いて、それにより暮らしがとても楽しく豊かになっているようです。
これは本当に建築家冥利に尽きますね!
2階に作り付けられたオーディオコーナー。
アナログレコードとCDを自在に選んで鳴らすことができます。
2階のホビールーム。
子育てを卒業されたご主人の趣味全開の素敵な設えにかなりワクワクする空間です。
暮らしの主舞台となるメインリビングは2階のすべて部屋から見下ろすことができます。
中心に位置する円卓は、数十年の間、ご夫妻の暮らしに寄り添ってきた松本民芸家具のテーブルです。
自分たちの暮らしを客観的に眺める場所があることは、暮らしの豊かさをグッと高めますね!
玄関にはお雛様が飾られていました。とっても素敵な設え!
実はこちらのお雛様、数十年ぶりのお披露目となったそうです。
ご夫妻が暮らしを如何に楽しんでいるか、問わず語りに教えてくれているかのようで、とても嬉しくなりました!
そんな訳で、今回の取材はとても盛り上がりました。
こちらの内容は、新建新聞社「だん」という雑誌に掲載される予定です。
最後に、伊藤菜衣子さんの岡崎のご自宅では、街に対して開かれたこだわりのカフェ、coffee to _______をオープンされています。これは是非とも訪問してみたいですね!!
以上、本日は、アトリエハレトケの建築家長崎辰哉がお送りいたしました。
高気密・高断熱の住まいに興味がある皆さま、どうぞ気軽にご相談くださいませ!
それではまた次回、お目にかかりましょう!!
こんにちは、リツデザイン一級建築士事務所の吉田です。
前回に引き続き、戸建てリノベーションの実例をご紹介。
こちらは築25年で耐震性が確保されていた戸建て住宅。
耐震診断+間取り変更を考慮した耐震補強と断熱性能の向上を行い、長期優良住宅を取得しています。
玄関の上が吹抜けになっていた既存建物。半透明の床で1~2階の空間をやわらかく繋ぎます。
バブルの前後、「玄関の吹き抜けがカッコいい!」と考えられていた時期があったようでその時期の注文住宅はこぞって玄関に吹抜けを設けていました。見たことがある方も多いのでは?
でも住んでみると何でここを吹抜けにしたんだろう、と疑問に思う方も少なくないようです(設計段階でよく検討された効果的な吹抜けだと全く効果が違うのですが)。
この上は家族のフリースペース。
大きなテーブルで家族それぞれが思い思いの時間を楽しんでいます。
この家族の雰囲気、楽しさの一端が玄関を入った瞬間に感じられるとほっと一息つけるような気がしてきませんか?
玄関から続きの和室だったスペースは、土間スペースに。
自転車だって乗り回してしまいます。
★
みたけ台の家はこちらのリンクからご覧いただけます。
★
それではまた次回も戸建てリノベーションの実例第三弾をご紹介しますね
アトリエハレトケ長崎です。
皆さま明けましておめでとうございます。本年も田都会をよろしくお願い申し上げます。
早速ですが、新年早々、内覧会のお知らせです。
日時:01月27日(土)11:00~16:00
01月28日(日)11:00~16:00
場所:神奈川県逗子市沼間5-22-1 https://maps.app.goo.gl/4uZRqNYrtut8LnKq5
逗子の小高い山の上にご夫婦のための住まいが完成しました。
建築主様のご厚意により内覧会を開催させていただくことになりましたので ご案内いたします。
ご夫婦が長年ご愛用されてきた松本民藝家具を中心に、この地で積み重ねられ てきた様々な想い出に囲まれて、隣接する公園や周りの豊かな緑を眺めなが ら心穏やかに暮らせる終の住処です。
皆様お忙しいことと存じますが、是非ご高覧いただけますと幸いです。
参加ご希望の方は、01/25(木)までに以下よりお申し込みください。
https://forms.gle/s2rrtgxTWPvxv2Fk9
家づくりをご検討中のお客様、土地をお探しのお客様、建築家との家づくりについてお知りになりたい皆さま、ぜひお越しいだけますと幸いです。
※お客様がすでにお住まいの住宅ですので、ご留意をいただけますようお願い申し上げます。
以上、アトリエハレトケ長崎がお送りいたしました。
2024年元旦
こんにちは、リツデザイン一級建築士事務所の吉田です。
近年、戸建住宅でもリフォーム・リノベーションの需要が高まっていますね。模様替えのリフォームではなく、暮らし方や住宅性能そのものを向上させるリノベーション。新築同様の長寿命化が求められるリノベーションが増えています。弊社では性能向上リノベーションに長く取り組んできましたので、その実例を数回に分けてご紹介したいと思います。
こちらは築40年の木造住宅のリノベーション。
高台に建つ住宅でしたが、毎日苦労して階段を上っても高台を楽しむ場所が無い。そこで寝室を1階に、LDKを2階に、と上下入れ替えてさらにリビングを増築。戸建て住宅とは思えないような高さから街を一望できる暮らしに変わりました。
とはいえ築40年の建物は耐震基準に満たなかったり(今の評価だと耐震性はゼロ!)躯体がわずかに傾いていたり。なのでスケルトン状態にして基礎をアラミド繊維等で補強して建物を垂直に直し構造計算に基づいて補強をして。
結果、長期優良住宅を取得し、増築によって建築確認も改めて取得(なかなか手続きは大変でしたが)。
新築同様、長く安心して快適にお住まいいただけて、資産価値も再確保。
でもそれってとっても費用がかかりそう、と思いますよね。
確かに模様替えのリフォームと比較すると、相応に費用がかかります。
それでも既存を壊して同規模の新築を建てるより2~3割安く納まります。
そして既存利用のもうひとつのメリットは敷地環境を活かすことが前提となること。
新築を計画するとついつい外回りも一新したくなるもの。
リノベーションはそこにあるものを大切に引き継ぐ姿勢がベースにあるので、お庭や環境を活かすことが基本になることが多いです。
敷地に係る更新費用は、建物価格のやはり1~2割程度になることがほとんどです。
横浜あたりの高台になると古い擁壁が使えないなど数百万円単位になることが少なくありません。
総額で考えると新築と比較して3~5割程度は安くなる算段です。
今の建設価格高騰を考えるとかなりの金額差になってきますね。
建築は大切な社会の共有物です。
壊して建てるのほかに、活かして建てるという選択肢があることも知っておくと、家づくりの選択肢が広がるかもしれません。
※青葉台の家はこちらのリンクからご覧いただけます
★
実際私自身も住宅の一次取得者でしたが、①土地+新築、②マンション購入(家族の希望)、③マンション購入+リノベーション、④中古戸建購入+リノベーション、という4つの観点からフラットに検討することで資金的にも選択肢を増やすことが出来ました(結果は中古戸建購入+リノベーションとなりましたのでいずれご紹介しますね)。
★
お読みいただき有難うございました。
次回も戸建てリノベーションの実例をご紹介させていただきます。
こんにちは。永峰昌治建築設計事務所の永峰昌治です。昨年完成した古民家リノベーションのご紹介です。
既存建物は南北に奥行きが深いため、日本庭園に面する南側の和室は明るく開放的であるのに、北側の居間や食堂は暗く閉鎖的でした。北西の一部をえぐるように減築し、伝統的な町屋でみられるような中庭をつくりました。中庭に面して食堂を配置し、また和室との壁を取り払うことで、食堂からも日本庭園を眺められ、開放的な空間となりました。
ご夫婦共に楽しまれるロードバイクのためのスペースと在宅勤務のためのワークスペースはお互いが適度な距離を取れるように各所に配置してあります。
こんにちは、リツデザイン一級建築士事務所の吉田です。
前編、中編とご紹介してきました前川國男自邸の後編、最終回となります。
本建物は江戸東京たてもの園にて見学可能です。
☆
今回は寝室から。
こちらも居間同様スクエアに仕上げられたモダンなインテリア。
寝室と対象の位置にある書斎。
こちらには収納の中に洗面が付属しています。
造作の収納の中にもタイルを貼り込むことで引き締まった空間になっていますね。
最後になりましたが玄関の見返しです。
内開きの玄関ドアに低めのベンチが作り付けられています。
決して広くない玄関ですが、内外のつながりや明快なエリア分けによって狭苦しさを感じさせません。
さてここまで3回にわたりご紹介してきました前川國男自邸、いかがでしたでしょうか。
建物を写真で見るのと、空間を体感するのとでは全くの経験です。
ぜひ一度足をお運びいただくと今までにない空間体験ができるものと思います
☆
我々田都会の家づくりでも、竣工案件の内覧会を行っております。
個人の住宅がお引渡しになる前のほんの一時だけ開催させていただく内覧会。
もしタイミングが合います際にはぜひご参加くださいませ。
お会いできることを楽しみにしております!
こんにちは、リツデザイン一級建築士事務所の吉田です。
前回に引き続き前川國男自邸再訪のご紹介です。
おさらいですが、前川國男自邸は江戸東京たてもの園に移築展示されています。
園の観覧費用はなんと一般400円と格安で、見学すべき建物も多く、公園としてもとても魅力的ですのでぜひ一度訪れてはいかがでしょうか。
☆
前回は居間の写真をご紹介していましたので続きから。
シンプルな照明器具で居場所が演出されています。
台形のダイニングテーブルも空間の特性を意図しているように感じました。
ペンダントライトもオリジナルで制作されているのでしょう。
細部まで手の込んだデザインとなっています。
ダイニングテーブルと台所の間には小さな給仕口が。
雪見障子のある窓の手前にも小さなカウンターが配置されています。
ダイニングから台所や浴室、寝室に入るドアはプライベート感を高めるためか背の低いアーチドアになっています。
比較すると、玄関から居間へのドアは大きく人を迎え入れるように設計されていることが伝わってきます。
白色でまとめられている台所は庭に面した明るい空間です。
対面キッチンも素敵ですが、正面が窓というのも気持ちが良いですね。
台所の隣にある浴室。
竣工は1942年ですが、現在2023年でも通用するデザインですね。
ミラーキャビネットが壁裏に仕込まれているのが気になります。
ちなみに玄関側に配置されている客用トイレもなかなか美しいデザインです。
☆
またしても長くなりましたので、寝室や書斎、玄関などのご紹介は後編に譲りたいと思います。
田園都市建築家の会では、家づくりに関する様々なご相談を無料でお受けしています。
たまプラーザの「家づくりカフェ(相談・打合せスペース)」にて皆様のご来場をお待ちしています!
下記メールフォームよりお気軽にご連絡ください。
(営業時間 10:00〜17:00/水曜定休)
田園都市建築家の会では、具体的な設計ご依頼の前に、しっかりと検討したい下記の内容について日々様々なアドバイスを差し上げ「建築家との家づくり」をサポートしています。 是非ご活用ください。
・土地探し(エリア、価格、法令チェック、仮のプラン検討、進め方 など)
・資金計画(土地+建物+その他必要な費用、銀行ローン手続き など)
・建築家探し(建築家との家づくりの流れ、自分にあった建築家選び など)
また、オンラインでのご相談も可能です。皆様からのご相談にはご希望に応じて柔軟に対応いたしますので、メールフォームまたは電話にてご連絡ください。
毎週末(日曜日)につきましては、所属する建築家が「家づくりカフェ」にて「建築家無料相談」を開催しています。週ごとに担当建築家がかわり、皆様のご来場をお待ちしています。
■今週末の担当 建築家■
6/11(日) 10:00~17:00 前川哲さん
前川哲建築設計事務所
http://www.mkwaa.com/
アトリエハレトケ長崎です。
すっかり春ですね。皆さんお元気にお過ごしでしょうか?
先日、お伊勢参りをしてきました。
初日に外宮にお参りをして神楽殿でご祈祷をしていただいて、翌日に内宮にお参りをしました。
あらゆる工作物や建築物が木造で造られています。
五十鈴川を渡る宇治橋さえも純粋な木造です。
床板や欄干は檜(ひのき)ですが、橋脚の部分には、より水に強い欅(けやき)を使用しているそうです。
手水舎の屋根はおそらく柿(こけら)葺きと思われますが、屋根葺き材をまとめているけらば(妻面)の破風板の細工に注目。凄まじい技術です。
ちなみに「柿(こけら)」と「柿(かき)」は異なる漢字です。どこがどう違うかわかりますか?
とても美しい光景に出会うことができました。お馬さんと一緒に参拝です。
アングロアラブ種の鹿毛がとても美しいお馬さんです。
でもご神馬が国産固有種でないのはなぜなんでしょうね?(ここ、かなり大切だと思うのですが・・・)
雨天の神事に使われる五丈殿も掘立柱の純粋な木造です。
とてもシンプルですが、大工技術の粋を集めたつくりで息を呑む美しさです。
ちょうど良い季節でしたので、満開の桜も楽しむことができました。
数年ぶりのお伊勢参りは、心をしっかりと洗うことができ、たくさんの学びを得る旅となりました。
引き続き初心を忘れず、建築の道に精進して参りたいと決意を新たにしました。
というわけで、今回はアトリエハレトケ長崎がお送りしました。
いやぁ、建築って本当に楽しく美しく素晴らしい文化ですね。
それではまた次回。元気にお会いしましょう!
アトリエハレトケ長崎です。
2023年3月10日。新たな住まいの棟上げを完了しました。
大工の棟梁(とうりょう)と鳶(とび)の頭(かしら)が力を合わせて棟上げしたものです。
かつての棟上げはご近所も交えた一大祭事でした。
建主ご家族が餅まきをすると、近所に住む子供たちが集まってきて、皆で賑やかにお祝いごとを共有する、といった風景があったそうです。(私はこれまで一度だけその経験があります)
棟梁と頭(かしら)が木遣り(息を合わせるための労働歌)を歌ってくれたこともありましたね。
そして上棟式の後は直会(なおらい)と言って、建主さまを交えて大工や鳶の皆さんと夜遅くまで宴会したものです。
最近ではそんな風景も珍しくなってしまいましたが、棟上げは何度経験しても本当に気持ちが上がります。
実際にはまだ工事の道なかばですので、ここからが本番、というタイミングでもありますが、更地だった土地に基礎が打たれ、その上に土台が敷かれ、その上に柱と梁が組み上げられる、というプロセスは、空間が一気に立ち現れることもあって、家づくりの中でも特に気持ちが高揚する魔法のようなタイミングです。
ここから壁や窓を設置して、屋外と屋内を仕上げて・・・と工事がどんどん具体的に進んでいくわけですが、しっかりと気持ちを引き締めてより良い成果を引き出すべく、お客様と二人三脚で頑張っていきたいと思います。
というわけで、今回は、アトリエハレトケ長崎がお送りいたしました。
建築家との家づくり。皆様もぜひご一緒しませんか?
ぜひお気軽にご相談くださいね。
アトリエハレトケ長崎です。
毎年秋に、京都に1週間ほど滞在して、日本の伝統文化と最新の都市文化を学ぶ機会にしています。
今回は、桂離宮を訪ねることが出来ました。
メディアに多く登場するこちらの「書院」は、今年の11月まで改修の大工事の最中で、残念ながら拝見することはできませんでしたが、それ以外の庭や建物だけでも見応えたっぷり。ご案内いただいた解説員の方の名調子と相まって、大満足の1時間を過ごすことが出来ました。
松琴亭の一の間の床と襖には青と白の唐紙が市松模様に貼り合わされており、現代から見ても新しく斬新な意匠だと感じました。
こちらは月波楼ですが、各建物が必ず隣接する風景と密接につながるように建てられているのが印象的です。
こちらは笑意軒。近隣の田園風景までをも建物内に取り込んでいることに驚きました。窓下の痛んだ箇所に金箔を貼って補修されていますが、その貼り方がとても尖っていて斬新です。こういうところに日本独自の意趣が表れていると思います。真面目に問題に取り組んで「型」を持つことはもちろん大切ですが、どうしたらより面白くなるか、真剣に課題と向き合う中で発見できる「新しいズラし方」=「型破り」こそ、日本文化の本質なのだと思い知る気持ちでした。
型があるからこそ型破りがある。規格があるからこそ破格もある。
こちらは黒文字というクスノキの仲間で作られた繊細な垣根。高級な爪楊枝としても用いられる樹種ですが、ここまで大胆に使われるとは、何たる贅沢。さすが歴代天皇の別荘です。
時節柄、紅葉も見事で、本当に見応えたっぷりの庭園と建築でした。お腹いっぱい。
この環境が街中にあって、日常生活と隣り合いながら、いつでも誰でも訪ねることができる。
やはり京都ってすごいな、て思います。
季節を変えて是非再訪したいと思います。きっと新たな学びを見出すことができるでしょう。
以上、アトリエハレトケ長崎がお送りしました。
みなさま、2022年も残すところあとわずかですが、年末まで健やかに過ごしてまいりましょう!
皆さまこんにちは!
アトリエハレトケ長崎です。
コロナ禍が未だ終息せず、身動きしづらい思いを抱えていらっしゃる方が多いのではないかと思います。
2021年5月5日は「#最悪のこどもの日」としてSNSで話題になってしまいました。
AbemaPrimeでも熱い議論が交わされていて印象的でしたね。
一方で現在、銀行の住宅ローン金利が最低基準にあることをご存知ですか?
例えば直近でもこんな記事が出ており、目下「超低金利」として話題になっています。
コロナ禍で戸建て住宅の需要が延びているとのニュースもあり。
こんなタイミングの今だからこそ、明るい未来像を描きたい。そう考える人々が増えているのかもしれませんね。
田都会では「土地探しから始める建築家との家づくり」をワンストップでサポートするサービスを提供しています。
そこでこんなページを作成してみました。←太字をクリックして是非ご覧ください!
資金計画も目的ごとにかかる費用を常に明確に「見える化」しながら、安心して家づくりを楽しみにながら進めていくことが出来ます。
辛い時期にあっても前向きに将来を見据えた家づくりをお考えの皆さま。
ぜひ、私たち「田都会」のドアを叩いてください。
皆さまと出会えるのを楽しみにお待ちしています。
以上、アトリエハレトケ長崎がお送り致しました。