こんにちは。永峰昌治建築設計事務所の永峰昌治です。昨年完成した古民家リノベーションのご紹介です。
既存建物は南北に奥行きが深いため、日本庭園に面する南側の和室は明るく開放的であるのに、北側の居間や食堂は暗く閉鎖的でした。北西の一部をえぐるように減築し、伝統的な町屋でみられるような中庭をつくりました。中庭に面して食堂を配置し、また和室との壁を取り払うことで、食堂からも日本庭園を眺められ、開放的な空間となりました。
ご夫婦共に楽しまれるロードバイクのためのスペースと在宅勤務のためのワークスペースはお互いが適度な距離を取れるように各所に配置してあります。
こんにちは、リツデザイン一級建築士事務所の吉田です。
前編、中編とご紹介してきました前川國男自邸の後編、最終回となります。
本建物は江戸東京たてもの園にて見学可能です。
☆
今回は寝室から。
こちらも居間同様スクエアに仕上げられたモダンなインテリア。
寝室と対象の位置にある書斎。
こちらには収納の中に洗面が付属しています。
造作の収納の中にもタイルを貼り込むことで引き締まった空間になっていますね。
最後になりましたが玄関の見返しです。
内開きの玄関ドアに低めのベンチが作り付けられています。
決して広くない玄関ですが、内外のつながりや明快なエリア分けによって狭苦しさを感じさせません。
さてここまで3回にわたりご紹介してきました前川國男自邸、いかがでしたでしょうか。
建物を写真で見るのと、空間を体感するのとでは全くの経験です。
ぜひ一度足をお運びいただくと今までにない空間体験ができるものと思います
☆
我々田都会の家づくりでも、竣工案件の内覧会を行っております。
個人の住宅がお引渡しになる前のほんの一時だけ開催させていただく内覧会。
もしタイミングが合います際にはぜひご参加くださいませ。
お会いできることを楽しみにしております!
こんにちは。事務局&ディレクターの西村です。
今週、田都会メンバー・松田毅紀さんが手がける一戸建て新築プロジェクト(@三鷹市井の頭)の気密テストを見学してきました。
松田さんといえば、「パッシブデザイン」を標榜し、「機械」に頼ることなく自然エネルギー(太陽熱・光・風など)を取り込み、快適な居住空間を実現する住まいづくりが大きな特徴です。
そのためには、取り込んだ自然エネルギーを逃すことなく効率的に活用する必要があるため、“器(うつわ)”自体の「気密性」がとても重要になってくるわけです。
今回の住まいは、LDKを2階に配置し、南面と東面に大きな開口部(掃き出し窓)を設け、さらに勾配天井を活かした大空間が特徴。気密&断熱性能を確保するのにはむずかしいプラン構成でした。
気密テストの結果は、C値=0.31(隙間面積:㎠/延床面積:㎡)
この条件下では非常に高いレベルの値が出ていました。
ただ、この数値もさることながら、測定前から現場監督さんをはじめ、大工さんたちが壁面や窓枠の接合部などに隙間がないかを入念にチェックし、わずかな空気漏れも許さない・・・といった彼らのプロフェッショナリズムを垣間見ることができました。
「神は細部に宿る」とはよく言ったものですね。
完成が本当に楽しみです。
こんにちは、リツデザイン一級建築士事務所の吉田です。
前回に引き続き前川國男自邸再訪のご紹介です。
おさらいですが、前川國男自邸は江戸東京たてもの園に移築展示されています。
園の観覧費用はなんと一般400円と格安で、見学すべき建物も多く、公園としてもとても魅力的ですのでぜひ一度訪れてはいかがでしょうか。
☆
前回は居間の写真をご紹介していましたので続きから。
シンプルな照明器具で居場所が演出されています。
台形のダイニングテーブルも空間の特性を意図しているように感じました。
ペンダントライトもオリジナルで制作されているのでしょう。
細部まで手の込んだデザインとなっています。
ダイニングテーブルと台所の間には小さな給仕口が。
雪見障子のある窓の手前にも小さなカウンターが配置されています。
ダイニングから台所や浴室、寝室に入るドアはプライベート感を高めるためか背の低いアーチドアになっています。
比較すると、玄関から居間へのドアは大きく人を迎え入れるように設計されていることが伝わってきます。
白色でまとめられている台所は庭に面した明るい空間です。
対面キッチンも素敵ですが、正面が窓というのも気持ちが良いですね。
台所の隣にある浴室。
竣工は1942年ですが、現在2023年でも通用するデザインですね。
ミラーキャビネットが壁裏に仕込まれているのが気になります。
ちなみに玄関側に配置されている客用トイレもなかなか美しいデザインです。
☆
またしても長くなりましたので、寝室や書斎、玄関などのご紹介は後編に譲りたいと思います。
田園都市建築家の会では、家づくりに関する様々なご相談を無料でお受けしています。
たまプラーザの「家づくりカフェ(相談・打合せスペース)」にて皆様のご来場をお待ちしています!
下記メールフォームよりお気軽にご連絡ください。
(営業時間 10:00〜17:00/水曜定休)
田園都市建築家の会では、具体的な設計ご依頼の前に、しっかりと検討したい下記の内容について日々様々なアドバイスを差し上げ「建築家との家づくり」をサポートしています。 是非ご活用ください。
・土地探し(エリア、価格、法令チェック、仮のプラン検討、進め方 など)
・資金計画(土地+建物+その他必要な費用、銀行ローン手続き など)
・建築家探し(建築家との家づくりの流れ、自分にあった建築家選び など)
また、オンラインでのご相談も可能です。皆様からのご相談にはご希望に応じて柔軟に対応いたしますので、メールフォームまたは電話にてご連絡ください。
毎週末(日曜日)につきましては、所属する建築家が「家づくりカフェ」にて「建築家無料相談」を開催しています。週ごとに担当建築家がかわり、皆様のご来場をお待ちしています。
■今週末の担当 建築家■
6/11(日) 10:00~17:00 前川哲さん
前川哲建築設計事務所
http://www.mkwaa.com/
こんにちは、リツデザイン一級建築士事務所の吉田です。
江戸東京たてもの園にある前川國男自邸を再訪しましたのでご紹介です。
建築家・前川國男さんはル・コルビジェ、アントニン・レーモンドの元で建築を学んだモダニズム建築の建築家です。
横浜にある私の事務所のすぐ近くにも神奈川県立青少年センターや神奈川県立図書館、神奈川県立音楽堂などの美しい建築を見ることが出来ます。
夜景も美しい神奈川県立音楽堂
紅葉坂の頂上に建つ神奈川県立青少年センター
☆
さて、そんな前川國男氏の自邸を見学できる施設があるんです。
それは東京都小金井市にある屋外博物館・江戸東京たてもの園です。
園の詳細はHPに譲るとして、前川國男自邸は品川区から移築された建物です。
竣工は1942年(昭和17年)第二次世界大戦の最中、物資が限られた中で建てられました。
外観は切妻屋根の力強い印象、電柱を再利用したという中央の丸柱、先に向かって太くなる破風板など、観るものに迫ってきます。
移築前とほぼ同様に再現されているアプローチの距離感も美しいですね。
自立している門灯も効いています。
これは正確な再現なのか不明ですが小ぶりのポストもなかなか良いデザインです
玄関と庭を仕切る大谷石積みも素敵です。
内部に入ると切妻屋根の日本的な外観からは想像できないスクエアでモダンな空間が広がります。
南側の大きな開口部に面する庭の先は、もともとは高台になっていたそうです。
この開口部から遠景が見渡せたと考えるとより美しさが際立ちますね。
見返した階段の先にある2階は書斎だったそうで、デイベッドが置かれた当時の写真が展示してあります(階段から先は見学不可)。
南北の開口それぞれに2本ずつの丸柱が配置されているのですが、どちらも雰囲気の異なる中、1本しかないような印象を与えるのが不思議です。
個人的には丸柱の光の回り込みなどでこのような印象の違いが表れるのではないかと勝手に推測しています。
書いていて思い出しましたが、前川國男の師であるル・コルビジェの国立西洋美術館の展示室の丸柱からも同じような印象を受けました。
☆
とりあえず長くなりましたので続きは中編・後編でご紹介したいと思います。
☆
住宅の内部を見学できる施設というのはそう多いものではありません。
新緑の美しいこの時期に、ぜひ一度見学に訪れてみるのはいかがでしょうか。
アトリエハレトケ長崎です。
すっかり春ですね。皆さんお元気にお過ごしでしょうか?
先日、お伊勢参りをしてきました。
初日に外宮にお参りをして神楽殿でご祈祷をしていただいて、翌日に内宮にお参りをしました。
あらゆる工作物や建築物が木造で造られています。
五十鈴川を渡る宇治橋さえも純粋な木造です。
床板や欄干は檜(ひのき)ですが、橋脚の部分には、より水に強い欅(けやき)を使用しているそうです。
手水舎の屋根はおそらく柿(こけら)葺きと思われますが、屋根葺き材をまとめているけらば(妻面)の破風板の細工に注目。凄まじい技術です。
ちなみに「柿(こけら)」と「柿(かき)」は異なる漢字です。どこがどう違うかわかりますか?
とても美しい光景に出会うことができました。お馬さんと一緒に参拝です。
アングロアラブ種の鹿毛がとても美しいお馬さんです。
でもご神馬が国産固有種でないのはなぜなんでしょうね?(ここ、かなり大切だと思うのですが・・・)
雨天の神事に使われる五丈殿も掘立柱の純粋な木造です。
とてもシンプルですが、大工技術の粋を集めたつくりで息を呑む美しさです。
ちょうど良い季節でしたので、満開の桜も楽しむことができました。
数年ぶりのお伊勢参りは、心をしっかりと洗うことができ、たくさんの学びを得る旅となりました。
引き続き初心を忘れず、建築の道に精進して参りたいと決意を新たにしました。
というわけで、今回はアトリエハレトケ長崎がお送りしました。
いやぁ、建築って本当に楽しく美しく素晴らしい文化ですね。
それではまた次回。元気にお会いしましょう!
アトリエハレトケ長崎です。
2023年3月10日。新たな住まいの棟上げを完了しました。
大工の棟梁(とうりょう)と鳶(とび)の頭(かしら)が力を合わせて棟上げしたものです。
かつての棟上げはご近所も交えた一大祭事でした。
建主ご家族が餅まきをすると、近所に住む子供たちが集まってきて、皆で賑やかにお祝いごとを共有する、といった風景があったそうです。(私はこれまで一度だけその経験があります)
棟梁と頭(かしら)が木遣り(息を合わせるための労働歌)を歌ってくれたこともありましたね。
そして上棟式の後は直会(なおらい)と言って、建主さまを交えて大工や鳶の皆さんと夜遅くまで宴会したものです。
最近ではそんな風景も珍しくなってしまいましたが、棟上げは何度経験しても本当に気持ちが上がります。
実際にはまだ工事の道なかばですので、ここからが本番、というタイミングでもありますが、更地だった土地に基礎が打たれ、その上に土台が敷かれ、その上に柱と梁が組み上げられる、というプロセスは、空間が一気に立ち現れることもあって、家づくりの中でも特に気持ちが高揚する魔法のようなタイミングです。
ここから壁や窓を設置して、屋外と屋内を仕上げて・・・と工事がどんどん具体的に進んでいくわけですが、しっかりと気持ちを引き締めてより良い成果を引き出すべく、お客様と二人三脚で頑張っていきたいと思います。
というわけで、今回は、アトリエハレトケ長崎がお送りいたしました。
建築家との家づくり。皆様もぜひご一緒しませんか?
ぜひお気軽にご相談くださいね。
アトリエハレトケ長崎です。
毎年秋に、京都に1週間ほど滞在して、日本の伝統文化と最新の都市文化を学ぶ機会にしています。
今回は、桂離宮を訪ねることが出来ました。
メディアに多く登場するこちらの「書院」は、今年の11月まで改修の大工事の最中で、残念ながら拝見することはできませんでしたが、それ以外の庭や建物だけでも見応えたっぷり。ご案内いただいた解説員の方の名調子と相まって、大満足の1時間を過ごすことが出来ました。
松琴亭の一の間の床と襖には青と白の唐紙が市松模様に貼り合わされており、現代から見ても新しく斬新な意匠だと感じました。
こちらは月波楼ですが、各建物が必ず隣接する風景と密接につながるように建てられているのが印象的です。
こちらは笑意軒。近隣の田園風景までをも建物内に取り込んでいることに驚きました。窓下の痛んだ箇所に金箔を貼って補修されていますが、その貼り方がとても尖っていて斬新です。こういうところに日本独自の意趣が表れていると思います。真面目に問題に取り組んで「型」を持つことはもちろん大切ですが、どうしたらより面白くなるか、真剣に課題と向き合う中で発見できる「新しいズラし方」=「型破り」こそ、日本文化の本質なのだと思い知る気持ちでした。
型があるからこそ型破りがある。規格があるからこそ破格もある。
こちらは黒文字というクスノキの仲間で作られた繊細な垣根。高級な爪楊枝としても用いられる樹種ですが、ここまで大胆に使われるとは、何たる贅沢。さすが歴代天皇の別荘です。
時節柄、紅葉も見事で、本当に見応えたっぷりの庭園と建築でした。お腹いっぱい。
この環境が街中にあって、日常生活と隣り合いながら、いつでも誰でも訪ねることができる。
やはり京都ってすごいな、て思います。
季節を変えて是非再訪したいと思います。きっと新たな学びを見出すことができるでしょう。
以上、アトリエハレトケ長崎がお送りしました。
みなさま、2022年も残すところあとわずかですが、年末まで健やかに過ごしてまいりましょう!
アトリエハレトケ長崎です。
本日は晦日ですね。
皆さま、年末年始の慌ただしさの最中と思いますので、静かな雪景色と暖かな炎を贈ります。
ささやかな癒しになれば幸いです。1年間お疲れ様でした。
田都会にてご縁を頂いている全ての皆さま、本当にありがとうございました。
どうぞ健やかで穏やかな年末年始をお過ごしくださいませ。
ながさきたつや
アトリエハレトケ長崎です。
遠藤さんが、21.10.25のブログで、建築模型について書いていらっしゃいますが、コレを引き継いで連歌形式で模型のお話をしたいと思います。
模型とCG、それぞれに良さがある気がしています。
模型には誰もが想像力を働かせて眺める楽しさがあり、
CGには誰もが想像力など関係なしにイメージを直感的に理解できる便利さがあるように思います。
模型にあってCGにないものもあります。
模型には「スケール」があります。「重力」もあります。環境の「光」も正確に反映され(てしまい)ます。
中でも決定的に異なるのは「スケール感」です。
私たちは、住宅の設計では、主に1/100とか1/50などのスケールを使いながら検討を重ね、自分たち(やお客様)の身体寸法と模型や図面のスケールとの関係をかなり精度高く吟味しながら設計を進めて行きます。
CGだけで検討をすることも出来ますが、CGではスケール感を掴むことがかなり難しいため、私たちであっても判断を誤ることもあり得ると思います。
また、周辺環境との距離感などの関係性を検討する場合も、模型であればかなりラフにこさえたものであっても一目瞭然に判断がつきますが、CGだと今ひとつピンと来ず、判断にも時間かかりますし、最悪、見落としや判断ミスが発生することもあり得ると思います。
やはりこれまで通り、模型で内外の空間スケールを確認しながら、内観のより詳細なテクスチャなどをCGを用いて検討するのがベストな選択なのではないかしら?と考えています。
「適材適所」と言う言葉は、我々の仕事や判断の至るところに影響する魔法の言葉だな、て思います。
ながさきたつや/Atelier HARETOKE Co., Ltd.
アトリエハレトケ長崎です。
連日の酷暑の続く7月8月ですが、現場の作業は進みます。
暑い最中、一生懸命、連日の作業をして下さる職方には本当に頭が下がる思いです。
こちらがその成果。
全7階の内、ようやく2階まで上がってきた状態ですが、柱の主筋が青空へと伸びる様子は、まるでスケッチで幾重にも線を重ねて正しい一本の線を手繰り寄せる過程のようにも見えます。
こうして見ると、自分の思考が手を通じて図面となり現場へと伝達されていく・・・そのリレーの素晴らしさを実感します。
自分たちが描いた図面を元に現場は組み上げられて行く訳で、我々の監理検討と現場作業の両輪が上手く回ることで、優れた建築物として結実していくのが「建築」というチームワークの最大の醍醐味なのだと思います。
先日、現場監督がポツリと呟いて下さった「我々はチームとして良い成果を引き出すべく頑張っているわけですから」という言葉、とても心強く、しっかりと胸に刻み込んで、最善の結果を求めて我々も頑張りたいと思います!
現場の皆さんも、どうか熱中症などくれぐれも気をつけて、良い作業を精一杯お願いいたいます!
共に熱い夏を過ごしましょう!!
以上、アトリエハレトケ長崎がお送りいたしました。
アトリエハレトケ長崎です。
先日、毎年恒例、弊社の庭木の手入れをいつもの造園屋さんにお願いしました。
弊社の建物は、都内にあって「庭」を取る余裕がないため、建物と道路との間の「隙間」にシマトネリコを始めとする様々な植物を植えています。
本当にごく僅かな隙間をぬって、少しでも暮らしに潤いを、と言うことで、いつも造園屋さんにはご苦労を掛けています。
感謝です。
こんな風に、暮らしと街との間のわずか90センチ程度の隙間であっても、緑があれば、視線を遮り、木陰も生まれて、暮らしにみずみずしさと張りを生み出すことが出来ます。
みどり豊かな樹木が自分たちの暮らしに美しい陰影をもたらし、それが街並みをも潤していく・・・。
そんな社会への参加もまた良いものです。
良い住まいを長く維持するためにも、日々の掃除・手入れ・メンテナンスは欠かせません。
せっかくなら楽しみながら続けていきたい。
というわけで、良い業者の皆様と長く付き合えることはとても大切なこと。
良い家づくりは良い人間関係・信頼関係を築くことから始まります。
皆さんの家づくりを私たちと楽しみながら進めてみませんか?
いつでもお気軽にご連絡をお待ちしております!
以上、アトリエハレトケ長崎がお送りしました。
アトリエハレトケ長崎です。
昨年末、2014年3月に竣工した白馬村の山小屋の定期点検を行って来ました。
積雪3mに及ぶ過酷な環境ですが、竣工5年目に外壁の再塗装を終えて、とても綺麗な状態を保っています。
白馬八方尾根スキー場が目と鼻の先に広がる最高のスノーロケーションです。
室内はこんな感じ。
外気温が-10℃以下まで下がっても、室内はぽっかぽか。薪ストーブひとつで一晩中23℃を維持できる高気密・高断熱の雪国仕様の設計です。
信州唐松の構造材とフローリングで地産地消を徹底的に実現しています。経年変化でとても味わい深い色味の空間に落ち着いてきました。唐松の経年変化はとても美しいですね。(建材としては暴れやすく取り扱い要注意ですが)
実はこの山小屋。なんとお宿としてお泊まり可能です。最大5名まで。ご予約はこちらからどうぞ!
https://shikiliving.com/fukuchalet/ja/
八方尾根スキー場の大パノラマを望む唯一無二のロケーションならでは最高の空間体験を最高のパウダースノー体験と主に是非お楽しみ下さい!
以上、アトリエハレトケ長崎がお送りしました。
アトリエハレトケ長崎です。
蒸し暑い日が長く続くなぁと思ったら、このところ急激に寒くなりましたね。
昼夜の温度差が激しく、うっかりすると風邪をひきそうです。
免疫力の維持管理をしっかりとして、今年も残りわずか14回の日曜日を乗り切りましょう!
さて、維持管理と言えば「住まいもメンテナンスが命」です。
我が家も新築12年目を迎えて、エアコンやエコキュートなどの設備が入れ替わりのタイミングを迎えています。
(だから10年ごとのメンテナンス資金の積み立てはとても大事なんです)
家電製品ばかりでなく、全体を見渡して少し汚れてきた箇所などをこまめに手入れする意識を持つようになりました。
先日、玄関のお手入れを行いました。玄関周りはこだわりの木製です。
軒下ならではの設計ですが、それでも雨掛かりで西陽もキツい場所なので、黒ズミがかなり出ていました。
今回お願いしたのは、オスモ&エーデルの工藤さん&宮崎さん。
まずは黒ずんだ木目の表面をしっかり皮剥きするところからスタートです。
次はしっかり養生です。
塗装したくない箇所をキッチリとロールマスカーで守ります。
今回使用したのは、オスモカラーの#701 外装用クリアー“プラス”つや消しです。
開缶して、しっかりとネタを撹拌して、準備完了です。
いよいよ塗装です。
玄関ドアの向かいのポスト周りは、私自身で塗装しました😊
と言う訳で、半日で玄関周りの木部リフレッシュ作業を無事、完了出来ました!
オスモ&エーデルの工藤さん&宮崎さん、ご指導&ご協力ありがとうございました!
こんな風に自分自身で作業すると沢山のことを学ぶことが出来ます。
ぜひ皆さんもやってみて下さい。
職人さんの凄さが身に沁みますよ〜!
よく「メンテナンスフリーの家をつくりたい」と言う声を聞きますが、そんな家は存在しません。
これはハッキリと皆様にお伝えしておきたい。
毎日きちんと「掃除」をして、適切なタイミングでしっかり「メンテナンス」してこそ、大切な我が家を快適に維持して行くことが出来るのです。
「住まいもメンテナンスが命」です!
と言うことで、お後がよろしいようで(笑)
今回は、アトリエハレトケ長崎がお送りました。
営業日・営業時間
10:00~17:00
定休日 毎週水曜日
年末年始 休業(HPでご案内いたします)
お問合せ先
TEL: 045-482-6140 FAX: 045-482-6141
e-mail info@denen-arch.com
〒225-0002
神奈川県横浜市青葉区美しが丘1-12-3 第7松美ビル201
[Google Maps で開く]
※ 現在、新型コロナウィルスなどの感染症対策のため、同時にご入場いただくグループを制限させていただいております。
右の下の予約フォームからご予約いただくか、お電話でご来場日時をご一報いただいてからのご来場となる旨、ご了承ください。
ご来店のご希望日時を指定してお送りいただけます。
受信後田都会からメールを返信いたしますので、それをもってご来場予約の確定とさせていただきます。
当日などお急ぎの場合はお電話でご連絡ください。
TEL: 045-482-6140