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タグ:建築家 記事一覧
  • Posted 2021.8.10
  • アトリエハレトケ長崎です。

    連日の酷暑の続く7月8月ですが、現場の作業は進みます。

    暑い最中、一生懸命、連日の作業をして下さる職方には本当に頭が下がる思いです。

    こちらがその成果。

    全7階の内、ようやく2階まで上がってきた状態ですが、柱の主筋が青空へと伸びる様子は、まるでスケッチで幾重にも線を重ねて正しい一本の線を手繰り寄せる過程のようにも見えます。

    こうして見ると、自分の思考が手を通じて図面となり現場へと伝達されていく・・・そのリレーの素晴らしさを実感します。

    自分たちが描いた図面を元に現場は組み上げられて行く訳で、我々の監理検討と現場作業の両輪が上手く回ることで、優れた建築物として結実していくのが「建築」というチームワークの最大の醍醐味なのだと思います。

    先日、現場監督がポツリと呟いて下さった「我々はチームとして良い成果を引き出すべく頑張っているわけですから」という言葉、とても心強く、しっかりと胸に刻み込んで、最善の結果を求めて我々も頑張りたいと思います!

    現場の皆さんも、どうか熱中症などくれぐれも気をつけて、良い作業を精一杯お願いいたいます!

    共に熱い夏を過ごしましょう!!

    以上、アトリエハレトケ長崎がお送りいたしました。

  • Posted 2021.6.26
  • アトリエハレトケ長崎です。
    先日、毎年恒例、弊社の庭木の手入れをいつもの造園屋さんにお願いしました。

    弊社の建物は、都内にあって「庭」を取る余裕がないため、建物と道路との間の「隙間」にシマトネリコを始めとする様々な植物を植えています。

    本当にごく僅かな隙間をぬって、少しでも暮らしに潤いを、と言うことで、いつも造園屋さんにはご苦労を掛けています。
    感謝です。

    こんな風に、暮らしと街との間のわずか90センチ程度の隙間であっても、緑があれば、視線を遮り、木陰も生まれて、暮らしにみずみずしさと張りを生み出すことが出来ます。

    みどり豊かな樹木が自分たちの暮らしに美しい陰影をもたらし、それが街並みをも潤していく・・・。
    そんな社会への参加もまた良いものです。
    良い住まいを長く維持するためにも、日々の掃除・手入れ・メンテナンスは欠かせません。
    せっかくなら楽しみながら続けていきたい。
    というわけで、良い業者の皆様と長く付き合えることはとても大切なこと。

    良い家づくりは良い人間関係・信頼関係を築くことから始まります。
    皆さんの家づくりを私たちと楽しみながら進めてみませんか?
    いつでもお気軽にご連絡をお待ちしております!

    以上、アトリエハレトケ長崎がお送りしました。

  • Posted 2021.5.11
  • 皆さまこんにちは!

    アトリエハレトケ長崎です。

    コロナ禍が未だ終息せず、身動きしづらい思いを抱えていらっしゃる方が多いのではないかと思います。

    2021年5月5日は「#最悪のこどもの日」としてSNSで話題になってしまいました。

    AbemaPrimeでも熱い議論が交わされていて印象的でしたね。

    一方で現在、銀行の住宅ローン金利が最低基準にあることをご存知ですか?

    例えば直近でもこんな記事が出ており、目下「超低金利」として話題になっています。

    コロナ禍で戸建て住宅の需要が延びているとのニュースもあり。

    こんなタイミングの今だからこそ、明るい未来像を描きたい。そう考える人々が増えているのかもしれませんね。

    田都会では「土地探しから始める建築家との家づくり」をワンストップでサポートするサービスを提供しています。

    そこでこんなページを作成してみました。←太字をクリックして是非ご覧ください!

    資金計画も目的ごとにかかる費用を常に明確に「見える化」しながら、安心して家づくりを楽しみにながら進めていくことが出来ます。

    辛い時期にあっても前向きに将来を見据えた家づくりをお考えの皆さま。

    ぜひ、私たち「田都会」のドアを叩いてください。

    皆さまと出会えるのを楽しみにお待ちしています。

    以上、アトリエハレトケ長崎がお送り致しました。

  • Posted 2021.2.9
  • 皆さまこんにちは。アトリエハレトケ長崎です。

    緊急事態宣言の延長が確定し、今しばらく忍耐の時が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?

    先日とても素敵な公園に出会いました。平和の森公園大森ふるさとの浜辺公園。おそらくご存知の方も多いと思いますが、私の自宅から車で20分のところにこんな素晴らしい水辺のオアシスがあるとは!先週末まで知りませんでした!

    アスレチックフィールドもあり。
    子供たちが楽しそうで、大人もめっちゃ羨ましくなる風景。
    絶景の超ロングローラースライダーあり。
    こちらは親御さんも一緒に楽しめます。
    水際スレスレまで降りて行かれるテラスあり。
    デートに最適?!
    何とビーチバレーまで!
    ちゃんと使われていてビックリです!
    砂浜まである上に、当たり前に舟を持ち込んでる人たちまで居るし!
    というか、おそらく舟漕いでここまで来てますよね?!

    こんな感じでまぁ、テニスコートや、弓道場もあるし、相撲場もある。とにかく盛りだくさんの欲張り公園です。が、その全ての空間を老若男女の皆さんはもちろんのことワンコたちまでもが(!)隅々まで使いこなしていて(←コレ大事!)とってもビックリ&とってもハッピーな気持ちになりました。やっぱり公園はこうでなくては!

    そしてそして。建築好きにはたまらないご褒美まで用意されています。

    建築好きなら泣く子も黙るヤマトインターナショナル(1987年)の勇姿。
    設計は原広司&アトリエファイ。

    なんと、この公園。ヤマトインターナショナルという非常に有名な建築作品に隣接しているのです!

    巨大建築物の足元にこんな水景があるとは、35年近くもの間存じ上げませんでした・・・。
    原広司さん特有の空間言語が、そこかしこで炸裂しております。
    これこれ!これこそまさに原広司さんのアイコニックイメージ!
    それにしてもよく見れば見るほど、天才的なこだわりが随所に。
    全長140m・地上9階建ての巨大建築でありながら、どこかヒューマンな魅力のある不思議な建築。

    私の学生時代の恩師の1人、原広司先生の代表作にしてアイコンの一つです。

    私が大学院の時、原先生は、この建物の完成から10年の時を経て、京都駅ビルの設計を手がけていました。

    「未だ見ぬ一枚の絵を描くこと。それこそが君たちに課せられた使命だ。」

    これが原先生の口癖でした。

    原先生ご自身は、大阪の梅田スカイビルの設計において、二つの高層ビルの頂部をつなぐ夢想を実現することでそのことを達成しました。

    その先生の初期の代表作がこちらのヤマトインターナショナルです。

    この圧倒的な熱量の名作建築を目の前にして、自分もまた「未だ見ぬ一枚の絵」を描けるのか?そう自問自答しつつ、襟を正して自らの建築と向き合う覚悟を新たにするのでした。

    東京の水辺にアクティブな公園や有名建築まで、盛りだくさんな環境がここにはあります。遊び倒すも良し、水辺でのんびりピクニックをするも良し、名作建築を見上げながら思索に耽るも良し。様々な楽しみ方が出来るこの公園に、皆さんも是非一度足を運んでみてください。1日中思いきり楽しむことが出来ますよ!

    以上、本日はアトリエハレトケ長崎がお送りしました!

  • Posted 2020.11.26
  • リツデザインの吉田です。

    そろそろ年末が迫ってきましたが皆様いかがお過ごしですか?

    GoToもあり人が動いていましたが控える風潮になりましたので少し落ち着いた年末になりそうです。STAY HOMEの新しいお正月の過ごし方をしっかり練って、家族で楽しいお正月が迎えられると良いですね。

    私たちも多くの方々に向けて竣工内覧会を開催していましたが、開催が難しい状況kが続いています。今月お引き渡しになったお住まいがありますので、IPHONEによる簡易な写真ですがご紹介させていただきます。

    「保土ヶ谷の家」

    こちらは土地探しからご一緒させていただいた住宅。

    お車でのアクセスの良い住宅地をご希望でしたので、土地+建物の総予算から敷地を絞り込んだので、あえて旗竿地を選ぶことで土地を抑え気味にして建物に予算を割り当てました。

    1階はできるだけ大きな空間を確保し、おおらかな空間を造っています。リビングは床暖房が設置されている土間空間。玄関との境には段差を設けて汚れが侵入しないようになっています。

    敷地の南北いっぱいに壁のない空間は、南面に耐震壁をデザインとして取り込んでいます。骨太の耐震壁がアクセントになるとともに安心感を与えてくれますね。

    キッチンの脇にはプライバシーが確保できるライトコートを設置。空間の一番奥から自然光が差し込んできますので、空間が廻り込むイメージが引き立ちます。

    大きな対面キッチンはこだわりのセラミックスカウンター!デザインだけでなく熱にも強い最強のカウンター素材です。

    水廻りには脱衣室を設け家事機能を充実させながら化粧台周りをすっきり演出。浴室からはキッチンのプライベートテラスが見えます。

    2階は各寝室とスタディースペース

    読書が好きなクライアントに吹き抜けに面してスタディデスクとたくさんの書棚を用意しました。手元にはカウンター下に間接照明を設け、スタンドいらずのデスクになっています

    背面には屋根のある屋外テラス。屋根があるので家具を置いておいても安心です。ここからはみなとみらいの夜景を臨むことができます。

    子供部屋は天井を高く設定。将来分割してものびのびと暮らしていただけるようにしました。

    主寝室にはやはりテラスを設けて(写真右手ですが写っていませんね(汗))朝日と開放感を演出。北側斜線で高さが抑えられていますが、屋外とつながることで窮屈さはありません。

    こんな形で新年を前に竣工した保土ヶ谷の住宅。

    クライアントのご家族にとって素晴らしい新年を迎えられる場所になってくれたら嬉しいです。

    リツデザイン 吉田 立

  • Posted 2020.11.11
  • アトリエハレトケ長崎です。

    今年の5月に弊社初のリノベーションプロジェクトが竣工しました。

    現場は築40年以上の地下1階・地上2階の木造住宅でした。

    こちらを譲り受けたお客様のニーズを引き出すためにお打合せを重ね、既存建築物の地階躯体(RC造)は残して活用し、地上2階の木造部分を解体撤去して全面的に刷新する方針としました。

    新しく載せる木造部分の重量を計算して、全体を地盤耐力の許容範囲内の重量に抑え込むため、既存躯体のスラブに穴を開けて軽量化を図る計画としました。こうすることで、吹き抜けを作ったり、上階の光を地階へと導くことも出来るようになります。

    こちらはこれまで地階で真っ暗な空間でしたが、こんな風に穴が開くことで空が見えるようになりました。工事中の一時ではありますが、とても素敵で新鮮な風景です。

    こちらが完成した新しい住まいです。

    全体を軽量化するため、一部減築もしているので、以前の建物とは全く異なる表情に生まれ変わりました。まるで新築のようですね。

    このプロジェクトでは、造園&植栽をen景観設計の中山大輔さんにお願いしました。ツボを押さえた最小限の緑ですが、とても効果的に街並みを彩っています。

    古くなった建築物の記憶を継承しながら、新しい暮らしへとフィットさせるリノベーション。壊す箇所と引き継ぐ箇所を見極めながら丁寧に計画することで、新築と同じように夢の詰まった快適な暮らしを実現することが出来ます。

    アトリエハレトケとしては初めてのリノベーションプロジェクトでしたが、独創的で意欲的なアイディアを通じて、お客様の夢を実現出来たのではないかと思います。

    新築にするかリノベーションにするかお悩みの皆さま、是非一度お声掛けくださいませ!

    以上、アトリエハレトケ長崎がお送り致しました。

  • Posted 2020.9.25
  • アトリエハレトケ長崎です。

    蒸し暑い日が長く続くなぁと思ったら、このところ急激に寒くなりましたね。
    昼夜の温度差が激しく、うっかりすると風邪をひきそうです。
    免疫力の維持管理をしっかりとして、今年も残りわずか14回の日曜日を乗り切りましょう!

    さて、維持管理と言えば「住まいもメンテナンスが命」です。

    我が家も新築12年目を迎えて、エアコンやエコキュートなどの設備が入れ替わりのタイミングを迎えています。
    (だから10年ごとのメンテナンス資金の積み立てはとても大事なんです)
    家電製品ばかりでなく、全体を見渡して少し汚れてきた箇所などをこまめに手入れする意識を持つようになりました。

    先日、玄関のお手入れを行いました。玄関周りはこだわりの木製です。
    軒下ならではの設計ですが、それでも雨掛かりで西陽もキツい場所なので、黒ズミがかなり出ていました。

    まずはしっかりと皮剥きから

    今回お願いしたのは、オスモ&エーデルの工藤さん&宮崎さん。
    まずは黒ずんだ木目の表面をしっかり皮剥きするところからスタートです。

    綺麗に皮剥き出来ました。

    次はしっかり養生です。
    塗装したくない箇所をキッチリとロールマスカーで守ります。

    ネタをしっかりと撹拌して準備します。

    今回使用したのは、オスモカラーの#701 外装用クリアー“プラス”つや消しです。
    開缶して、しっかりとネタを撹拌して、準備完了です。

    オスモ工藤さんから塗装のコツを伝授して頂きます。

    いよいよ塗装です。

    こんな風にポンポンと何箇所かに分けてネタを置いてから全体に伸ばします。
    みるみる見違えるような輝きが甦ります。
    玄関ドアが仕上がりました。めっちゃ綺麗!!!!
    お向かいのポストも塗装完了。竣工当時の姿が甦ります!

    玄関ドアの向かいのポスト周りは、私自身で塗装しました😊

    一晩手に触れぬよう養生して、明日の朝に完成です!

    と言う訳で、半日で玄関周りの木部リフレッシュ作業を無事、完了出来ました!
    オスモ&エーデルの工藤さん&宮崎さん、ご指導&ご協力ありがとうございました!

    こんな風に自分自身で作業すると沢山のことを学ぶことが出来ます。
    ぜひ皆さんもやってみて下さい。
    職人さんの凄さが身に沁みますよ〜!

    よく「メンテナンスフリーの家をつくりたい」と言う声を聞きますが、そんな家は存在しません。
    これはハッキリと皆様にお伝えしておきたい。
    毎日きちんと「掃除」をして、適切なタイミングでしっかり「メンテナンス」してこそ、大切な我が家を快適に維持して行くことが出来るのです。

    「住まいもメンテナンスが命」です!

    と言うことで、お後がよろしいようで(笑)
    今回は、アトリエハレトケ長崎がお送りました。

  • Posted 2020.8.21
  • こんにちは、リツデザインの吉田です。

    家づくりの大きな楽しみの一つのインテリア。なかでもカラーコーディネートは特に楽しい項目ではないかと思います。とはいえ、ずっと付き合っていくことになるカラーですから悩みも大きいのではないでしょうか。

    建築家住宅の場合、真っ白だったり、素材そのものの色、というのがパッと思い浮かぶ人も多いのでは。

    確かにそれも凛々しくて美しいものですが、思い切ってカラーを取り入れてみるのはいかがでしょうか。

    特に壁は様々な動作や物の背景として重要な役割を果たしてくれます。

    例えば白い花瓶があったとします。その背景が白なのか、グレイなのかで花瓶の見え方は変わりますよね。暮らしの背景も同じ。そのモノの背景となる色をつけてあげることで、日常のちょっとした瞬間が活き活きとした表情に変わるものです。

    私の中のイメージでは、白は無音の動画、カラーはBGMのある動画、という感じ。もちろんこれはどちらが良い悪いではありません。これからの暮らしにどちらを求めているか、だけの問題です。

    でも、どこにどんな色を使ったらいいのか、と思われる方もいらっしゃると思います。

    迷ったら、建築はあくまでも背景を。家具や小物で色テーマカラーを決めて手前から奥に引き込むように配置してみてください。建築で大胆な色を使いたい気持ちは解りますが、トーンのイメージを揃えてみてもらうと良いと思います。

    家中白い壁ばかりだとこんな柄の強い壁紙だとかなり浮きそうですが、他の背景とトーンが揃っていれば大胆に取り入れることも可能です。

    ぜひ楽しみながらこれからの「暮らしの背景」をつくってみてください。

  • Posted 2020.8.3
  • 長い長い梅雨が開けた途端に灼熱の日々が続きますが、皆様いかがお過ごしですか?😊

    アトリエハレトケ長崎です。

    皆さんは「自分を形づくる味覚」について、考えたことはありますか?

    つい先日49歳の誕生日を迎えたワタクシが、これまでを振り返り、真っ先に思い出すのがコチラです。

    ワタクシはこれで育ちました
    ↑ボストンクリームパイ「浜志まん」の逸品です

    ワタクシは生まれも育ちも横浜=生粋の「ハマっ子」でした。

    幼少の頃から記念日には決まって自慢の地元銘菓であるこの「ボストン」を両親が買ってきてくれました。

    スポンジ+カスタード&生クリーム+シュガーコーティングという極めてシンプルな素材の組み合わせですが、これがもう絶品の美味しさ。超オススメです!

    無限に食べ続けることが出来る(笑)まさにワタクシの舌の記憶を形づくっているお菓子です。

    ちょうど「浜志まん」の近くで新しい賃貸住宅のプロジェクトが始まるので、お客様との打合せ帰りに、お土産として買い求めてきました。

    一口、口にするだけで、子供の頃の記憶がたくさん蘇ります。

    ワタクシは現在、東京在住ですが、やはり自分のオリジンは横浜にあることを再確認。

    皆さんの「自分を形づくる味覚」はなんですか?😊

    機会があればそんな話もしながら是非「これからの家づくり」を楽しみながらご一緒しましょう!

    そうそう、8/9(日)にこんなイベントを開催します。

    先着9名様限定ですので、興味をお持ちの方は是非お早めにお申し込みください😊

    皆様にお会い出来るのを楽しみにしています!

    以上、アトリエハレトケ長崎辰哉がお送りしました😊

  • Posted 2020.7.30
  • みなさん、こんにちは。

    (有)中尾英己建築設計事務所の中尾です。

    今年4月に自邸が竣工致しました。

    自邸ですので普段の仕事では中々試せないようなことを色々実験しております。

    まず、分離発注と言って、施工会社1社に工事を依頼せず、長年お付き合いのある下職の各業者に直接工事依頼をさせて頂きました。

    その数は….凄い数になります(^^;

    私も施主であり、設計者であり、見積・金額調整者であり、一部現場監督でもあり、と何役もこなしました。

    一番大変だったのが、各業者さんにいつ現場に入ってもらうのかという工程の段取りです。

    こちらの業者さんが遅れると…こちらが入れず….と、まぁ、当たり前のことなのですが、実際に段取りをするとかなり大変!

    私がやらなくてはならないことが多いので、工事をしながらゆっくり考えて行くというスタイルで、小さな住宅ですが竣工までに一年を費やしました。

    普通のお仕事では…難しいですね(笑)。

    大変でしたが、とてもとても勉強になりました。貴重な経験です!

    コロナ禍でまだ竣工写真を撮影していないのですが、少しだけ。

    写真は1階のトイレ内の洗面です。

    光っているのは廊下側の間接照明。

    トイレとの間の間仕切りを半透明のアクリル板にすることによって、両方に光を有効に活用しております。

    さらに…手前の洗面器と水栓。

    こちらは中国の建材ネットサイトから1~2ヶ月吟味して選びました。

    発注したのはコロナの前でしたので輸入は特に問題なかったです。

    洗面器は製品・品質とも問題ないのですが…、水栓は暫くしたら根元から水漏れ。。

    廉価ですからこういったことも折り込み済で…。

    取り付け直したもの似たような形の中国製を懲りずに取り付けました。

    他にも中国製をいくつか使用していますが、だんだん製品の品質も上がってきていると思われます。

    次回、自邸話 part2 も是非お楽しみに!

  • Posted 2020.6.22
  • こんにちは、リツデザインの吉田です。

    先週から県を跨ぐ移動も解除され、通常、であった生活が戻りつつありますね。

    とはいえ、もう今まで通りの通常は過去のものになってしまったのかもしれません。

    テレワークも良くも悪くも浸透したというのが実情ではないでしょうか。

    家も暮らしも、ちょっと今までとは違うよね、と考え始めた人も少なくないはず。

    私も最近はいつも、これからの暮らし、のことを考え続けています。

    ⭐︎

    さてさてみなさん、自宅で過ごす時間が多くなっていかがですか?

    家のココがこんなだったら・・・、こんなリフォームが出来たら・・・、って思いますよね。

    私たち建築に携わる側も、かなり大胆なリフォーム事例などを発信したりしますから、

    「あー、そこまで出来ればそりゃ良いよね」って逆にがっかりすることもあったりして。

    ⭐︎

    でも、実はもっと簡単なことが、暮らしの中で快適さを決める要素だったりするんじゃないかな、と私は思います。

    例えばこんなこと。

    これは私の家のUSBコンセント。

    我が家は超超狭小住宅のリフォーム物件ですから、通常の向かい合わせのダイニングテーブルを置くことができませんでした。

    3人家族の私たちは、窓に向かってカウンターで横並びに座ります。

    せっかくですから、カフェっぽく、一人一つUSBとコンセントをつけました。

    こんな簡単なことですが、家族それぞれが快適な時間を過ごせるんですね。

    たぶん、昨今の通信環境から「配線が他人と干渉しない」というのは

    プライバシーという概念を形成する上で結構重要な要素なのかもしれません。

    また、コンセントの位置によって個体距離が保たれる、というのも一因かもしれません。

    ⭐︎

    これは向かい合わせのテーブルでも工夫すれば「一人一口コンセント」はすぐに実現できるはず。

    せっかく解禁された県外移動ですが、今週末は外出せずにひと工夫しても良いかもしれませんよ。

     

  • Posted 2020.6.8
  • アトリエハレトケ長崎です。
    皆さま、いかがお過ごしですか?

    東京都の緊急事態宣言は解除されましたが、ワクチン登場まで予断を許さない状況がまだまだ続きそうですね。
    この2ヶ月間は「コロナ狂想曲」とも言うべき大騒ぎが、日本国内のみならず、世界中で巻き起こった事でしょう。
    この大騒ぎを通じて、私が学んだのは「自分と異なる他人を尊重すること」の大切さでした。

    「自粛警察」と言う不穏な言葉が流行しています。
    「コロナ自粛」に反する行動に対し、その行動をとった個人や団体を諌める動きのことだと理解しています。
    「善意の注意」も行き過ぎては「余計なお世話」になり、度を超えた「他者否定」となり、取り返しのつかない「負の感情」を生み出してしまいます。

    かく言う私も、街中でマスクをしていない人を見ては、ギョッとしたり、なぜマスクせずに出歩くのだろう?と思ったり、マスクがないなら出歩かなければ良いのに、と考えたり、自分の心の中にモヤモヤと黒い感情が煙のように湧き上がるのを感じたことが何度もありました。
    でも、これは「他人への配慮」を欠いた「価値観の押し付け」に他ならないと思います。
    おそらくマスクなしで出歩いていた人々にも、やむを得ない事情があったはず。
    どうしてもその状態で出歩かざるを得なかったのかもしれません。
    マスクがなくなってしまって探し求めていたのかもしれないし、道の途中で落としてしまって家路を急いでいたのかもしれない。
    そもそも情報に疎くてマスクの必要性に気づいていなかっただけかもしれません。

    つまるところ「自分の価値観を他人に押し付けてはいけないのだ」と言う当たり前のことに気づきました。
    「他人を変えることは出来ない」けれど「自分が変わることはできる」
    「自分の正義」と「他人の正義」は違っていて当たり前。
    当たり前のことなのに、真面目な人ほど、正義感が強い人ほど、「自分の正義」を他人に押し付け「自分と同じ正義」を他人に求める傾向が強くあります。(お恥ずかしい話ですが、正に私自身がそれでした。そのために長年大切に思って来た友人を失ってしまった経験もあります)

    「コロナ狂想曲」のおかげでようやくそんな当たり前のことに気づくことが出来た、なんてお恥ずかしい限りですが、
    「他人を尊重する」と言うことは「自分と他人との違いを当たり前のものとして受け止める」と言うことに他ならないのだ、と改めて学びました。
    「他人に優しく」あるためにこそ「自分に厳しく」なければならない。
    そんなことを考え、もっと成長しなくてはいけないと学んだこの2ヶ月間でした。

    金子みすゞは詠みました。
    「みんなちがって、みんないい」

    皆さんは、どのような事を考えましたか?

    アトリエハレトケ長崎でした。

    p.s.
    最後にお知らせです。
    2020年06月01日。
    弊社のウェブサイトをリニューアルしてリリースしました。
    https://haretoke.co.jp
    これまで以上にたくさんの作品と大きな写真をご紹介しております。
    ぜひご覧頂ければ幸いです。
    皆さまの毎日が穏やかで無事でありますように。

  • Posted 2020.6.5
  • (有)中尾英己建築設計事務所の中尾です。

    皆さん、こんにちは。
    前回のブログでは緊急事態宣言がされた直後でした。
    あれから…、2ヶ月弱・・・・。
    今回は宣言解除後、私の最初のブログとなります。
    自邸の話を書こうと思っていたのですが…今回も別の話にします。
    自邸の話は次回、ご期待下さい。

     

    さて、

    様々な業界で仕事や経済的に影響が出ていると思います。
    直接的にすぐに影響がある訳ではないですが、私たちの業界でも色々なところで影響が出ています。
    それでも前を向いて….生きていかなければならないと思っております。

    イベント告知もしておりますが、あらためて…

    来週末の6/13(土),14(日) 14:00~15:30
    』してオンラインで家づくり

    無料セミナーを行います。

    家づくりカフェで行っていた対面型のセミナーとは少し違った形で考えております。
    家づくりは細かいですのでなかなかオンラインだけとは行きません。
    しかし、試行錯誤をしながらオンラインで出来ることはオンラインで行う。
    また、普段は紙ベースですがPC画面を通して、違った角度からのご説明できると思います。
    コロナの時代の家づくりのヒントがあるかもしれません。

    ご興味のございます方は是非下記からお申し込み下さい。

    https://www.denen-arch.com/post/6679

    お待ちしております。

  • Posted 2020.2.19
  • アトリエハレトケ長崎です。
    今年もまた卒業制作のシーズンがやって来ました。

    建築学科の学生たちは、「卒業論文」とは別に、設計学習の総仕上げとして「卒業制作」を行い、学生生活を修めるのが一般的です。
    学部4年間の集大成とあって、学生たちは皆、全身全霊をかけて「卒業制作」に取り組みます。
    もの凄い集中力で皆が取り組むので、成果品は質量ともに素晴らしいものが多く、見るものを唸らせるものも。


    ↑こちらは理科大の卒業制作作品。
    陸海空をつなぐ物流センターを東京湾岸につくるという提案で、現代的で実験的なアイディアが盛り込まれた魅力的な提案でした。


    ↑こちらは電機大の卒業制作作品。
    電機大は構造系学生の作品レベルが非常に高い伝統があり、この作品もその一例です。

    卒業制作を終えると、学生たちは卒業を迎え、社会へ出て行きますが、中にはさらなる進化を求めて大学院に進むものも居ます。
    建築系の大学院では、学部で身につけた知識と技術をさらに深化させて、自らの興味を学術的に掘り下げていくことになります。
    そして、修士の2年間を修める際にも、大学院の学生たちは「修士設計」に取り組みます。


    ↑こちらは理科大の修士設計作品。
    修士ともなると、卒業制作からさらに深く踏み込んだ内容で、質がとても高く、2年間で飛躍的に成長しているのが明らかに分かります。

    これだけの熱量を「論文」とは別に「作品制作」にも注ぎ込んで修めるという点で、建築は、とてもユニークで魅力的な学問だと思います。

    私たち建築家も、卒業制作シーズンの学生たちに負けぬよう、熱い毎日を生きています。
    建築家にとっては、言ってみれば、毎日が卒業制作です。
    昨日より今日、今日より明日。
    より豊かで明るい未来を描くべく、気持ちを引き締めて、一生懸命に生きて行きましょう!

    アトリエハレトケ長崎でした。

  • Posted 2020.1.9
  • 新年明けましておめでとうございます。

    リツデザインの吉田です。

    今年の元旦は快晴でとても気持ちの良い一日でしたね。

    本年も宜しくお願い申し上げます。

    田都会も今年ついに10年目を迎えます。

    皆様がもっと楽にもっと楽しく理想の家づくりが出来るように、田都会は土地探しからアフターケアまで、親身かつ公平に寄り添っていきます。

    今年は皆さまにもっと「わかりやすい」をお伝えしていければと思います。

    「わかりやすい」第一弾は、ホームページの改修を計画中です。

    『田都会って建築家同士の集まりで、家づくりとは違うんでしょう?』とよく勘違いされます。

    そんなことはありませんよ!

    私たちが皆さまへ直接提供出来る一番のサービスは「家づくり」です。

    田都会は、建築家住宅を手に入れる際のハードルを無くす仕組みです

    私は田都会に参加して7年経ちますが、「日本一クライアントに親身になれる家づくり集団」であると、胸を張って言うことが出来ます。

    余計な不安や手間を排除し、理想の家づくりのことだけに集中できるサービスであること。

    そのあたりを「わかりやすく」伝えられるホームページにしたいと思っています。

    せっかくですから田都会の役割を解説しておきましょう。

    私達は家づくりの際に必要で面倒な以下のことをプロ集団としてお手伝いします。

    ・住まい取得にあたっての方向性のご相談

    ・資金計画

    ・土地探し、物件探し

    ・建築家選び

    ・建築設計および設計監理(建築家の仕事ですね)

    ・銀行選び

    ・縛りの無い施工会社選び

    ・スケジュール管理

    ・アフターケア相談

    等々、皆さまが悩む、迷う、の部分に寄り添って、出来るだけ公平な目でサポートして参ります。

    これは住まいを取得する際に、どこの会社組織と進めても、どこかの段階で直面する「困った」ポイントだと思います。

    例えば、不動産屋で住宅取得を相談すると、ベストではないもののその不動産屋さんが一番儲かる物件を紹介されるかもしれません。

    例えば、住宅メーカーに相談すると、金額の評価や設計力、施工の体制に不透明さを感じるかもしれません。

    例えば建築家に相談しようとすれば、どの建築家が信頼できて相性が良いのか、漠然とした価格の不安などが先に立ってしまうかもしれません。

    そういった不安が無い様に、フラットな目線で皆さまに合った家づくりをご案内出来るのが田都会なのです。

    ご相談の内容によっては別の方法(マンションや建売購入や住宅メーカーでの新築などなど)がそのご家族に合っていると判断すれば迷わずその方法をご提示させていただくこともあります

    それは、すべての人が理想の住まいを手にいれるため、です。

    家づくりの入り口で迷ったときには、ぜひ「田都会」を思い出して下さい。

    田都会には経験豊富な16人の建築家がいます。

    メールでもセミナーでも、一番気楽な方法でご相談ください。

    ご相談は無料です。

    皆さま引き続き田都会を宜しくお願い申し上げます。

    リツデザイン 吉田

  • Posted 2019.4.1
  • アトリエハレトケ長崎です。
    今回は車のデザインについて。
    先日、イギリスのスーパーカーメーカー「マクラーレン」の東京ショールームを訪ねる機会がありました。
    最先端のデザインやモノづくりの精神について、建築と車両とで何が同じでどう異なるのか、じっくり考えてみたいと思ったからです。

    こんな先鋭的なデザインに革新的な性能を秘めたモンスターマシンを間近に見ることが出来ます。

    このショールームの素晴らしいところは、この美しい外観の下に隠れているシャシー(骨組み・構造)が展示されていること。

    アルミとカーボンファイバーの複合フレームにエンジンやシートが乗っていることが良く分かります。

    細部に至るまで最先端技術の集積なのですが、特に目を引くのは、アルミとカーボンファイバーの接合部。

    アルミとカーボンという強度や変形特性が異なる素材同士をどのように接合しているのか、興味津々です。
    それぞれの素材特性を活かしたフレーム形状やつくられ方も見逃せません。

    様々な課題をクリアして、このような美しいスーパーデザインが実現出来る訳です。

    普段目に触れる外観だけではなく、その皮膜の下にどのような構造や性能が隠されているのか。
    それをどのように統合し、美しく表現するのか。

    車のデザインは、建築と異なるようでいて、実は多くの共通点を持ったとても魅力的な世界です。
    優れた建築のデザインは、建築の世界だけを見ていては、決して生み出すことが出来ません。
    私たち人間の社会的営みへの愛情あふれる眼差しや好奇心を常に忘れないことが大切だと私は信じています。
    素材を知り、技術を学び、それらを統合する職人たちをリスペクトしながらデザインの新しい価値を引き出したい。
    そんな思いを新たに、前向きな気持ちでショールームを後にしました。

    以上、今回は最先端の車のデザインについて、アトリエハレトケ長崎がお送りしました。

  • Posted 2019.2.1
  • アトリエハレトケの長崎です。

    私は建築家として、国内外を問わず、日々多くの移動をします。
    移動する時間も、スケッチしたり原稿を書いたり、仕事に有効活用することがほとんどです。
    その中でも空の旅は特別なインスピレーションを与えてくれる貴重な時間です。

    こちらは先日、秋田に飛んだ時の写真です。
    まるで雲が地面のように見えて、遥か彼方の地平線まで続いているかのようです。
    下を見下ろせばこんな風景に出会うこともあります。

    なんとも雄壮なランドスケープです。
    自分たちの暮らしをこんな風に見下ろしながら、自然と人間の関係性に思い巡らせると、新しい未来を思い描くことが出来そうです。

    帰り道にはこんな夜景も。東京湾越しに見る富士山の夕景。

    昼と夜とが出会う時、私たちは何を感じて毎日を暮らしているのでしょうか?

    当たり前の毎日の中にこそ、小さな驚きと発見を大切に生きていきたいですね!
    そんな大切な気づきを与えてくれる力を持った建築をデザインし続けていきたい。
    私はそう思います。

    アトリエハレトケの長崎でした。

  • Posted 2018.11.27
  • アトリエハレトケの長崎です。
    11月は賛助会の日東製陶所(磁器質タイル)とTLCアソシエイツ(湿式煉瓦)の工場見学ツアーを行いました。
    とても刺激的な見学会で、勉強になりましたが、かなりディープな企業秘密満載のため、なかなか写真でお見せすることが出来ません。
    その代わりと言ってはなんですが、とても美しい伽藍を訪ねてきましたので、そちらの写真をご紹介致しますね!

    こちら、多治見市の虎渓山「永保寺」です。

    アプローチから見えるこちらの重厚な屋根。期待感が高鳴ります。

    こちらが本堂です。

    実はこちらにはとても有名な二つの国宝があります。
    まずはこちら。国宝・観音堂です。
    屋根の反り(テリとも言いますね)が急で先端ではピン!と逆勾配にまでなっています。

    別な角度から見るとまた違った姿に。紅葉が見事でした。

    美しい池に架かった木橋を渡ってアクセス出来ます。

    それからもう一つ。
    こちらが国宝・開山堂です。

    こちらも屋根の反りが見事ですね。
    今から700年近く前にこのような素晴らしい木造建築と庭園が生み出された事実に想いを馳せると、建築文化を深化させるものはやはり時代のニーズなんだなぁ、と感慨深く思います。

    翻って、現代を生きる私達は、日進月歩の目まぐるしく変化の早い時代にあって、どんな建築を生み出していくことが出来るのでしょうか。
    そしてそれらは未来の子供達からどのような目で見られるのでしょうか。
    色々と想像をして見ると楽しいですね。

    良い建築を丁寧につくっていきたい。
    そのために良いクライアントと二人三脚で歩んでいきたい。
    そんなことを思う秋の夜長でした。

    アトリエハレトケの長崎でした。

  • Posted 2018.9.28
  • アトリエハレトケ長崎です。
    先日、大学院時代の同級生が結婚しました。
    結婚式が執り行われたのは、世界的に有名なこちらの教会。

    都内文京区にあるカトリック関口教会でした。
    こちらの教会は丹下健三の設計で、前回の東京オリンピックの年に完成しました。
    1964年ですから、今から54年前ですね。
    半世紀以上もの間この地にあって、人々の活動を見守ってきたわけです。

    この教会の一番の特徴はその形状で、空から見ると十字架の形をしています。
    神様と人々のどちらに対しても開かれていて、両者を取り結ぶ建築と言う訳です。

    屋外は金属の仕上げでキラキラと空模様を鈍く写し込む姿が美しい佇まいです。
    中に入ると荒々しいコンクリート打ち放しのHPシェル形状が迫力ある神々しさを表現しています。
    (内部は式の最中しか撮影できなかったため写真はお見せできずスミマセン。)

    それにしても美しい立ち姿。中もとっても素敵です。
    未体験の方は是非一度足を運ばれてみて下さい。
    半世紀を経てもなお、人々に愛され、我々と共に生きる建築。

    そんな時を超える力を持った建築を追い求めて、いつかこの手で生み出したい。
    それが建築家としての私の夢です。
    アトリエハレトケ長崎でした。

  • Posted 2018.8.13
  • こんにちは、リツデザイン建築設計事務所の吉田です。
    暑い!今年の夏は本当に暑いですね。
    最高気温30度くらいだと何か涼しい日な気がしてきます。
    人間は慣れるのでそれはそれで不思議ですね。
    そう、不思議といえば、もう一つ。
    徹夜明けの現場廻りで猛暑の中を1日歩いた日があったのですが、不思議と全く眠くならないんですね。
    身体の温度が上がりきっているせいか、普通の1日として過ごせてしまいました。
    科学的根拠は全くありませんが、あまりにも暑いと人は眠くならないんだな、なんてことを感じた猛暑日です。
    前置きが長くなりましたが、ここから「断熱の話」。
    画像を見てください。
    何の変哲も無い築25年一般木造住宅の2階の天井付近です。
    (私が事務所として賃貸で借りている区画です)
    撮影は
    午前11時30分
    外気温 33度
    室内温度27度
    です。
    次の画像。
    これは同じ場所をサーモグラフィーで撮影した画像です。
    青→黄色→白の順に温度が高くなっています。
    外気温(33度)より天井面の温度(34度)が高くなっています。
    天井の下地の形もよくわかりますね。
    次の画像
    一瞬「え?」と思いました。
    画像に高温を示す白い帯が出ています。
    あまりにもくっきりと分かれているので、何か電線の束でもあって、加熱でもしているのでは!、と。
    画像には出ていませんが、黄色の部分の表面温度は35度。
    エアコンを効かせている部屋なのですが、表面温度は屋外より高い温度です。
    それだけでもちょっと残念な画像ですが、この白い部分、何と40度以上もあります。
    おそらく天井裏はもっともっと暑い(熱い、ですよねこの場合)はず。
    結論から言えば、断熱材の施工不良です。
    昔は天井裏にお布団を敷くように、断熱材を置いておく方法が一般的でした。
    (実はまだ今でも一般的との声もありますが・・・。)
    この断熱方法だと室内天井面の温度は、良くて外気温、悪ければ画像のとおり・・・。
    これでは屋外にエアコンを設置するのと同じようなものです。
    エアコンで冷やしても、暑すぎる天井からの輻射熱で、風に当たる以外、涼しさを体感できません。
    足元は冷えるけど身体が暑い!の出来上がりです。
    余談になりますが、今、学校や体育館にクーラーを設置すべき、と、メディアが声高に訴えていますが、クーラー設置で終わってしまっては困ります。
    本来なら、まずは断熱をきちんとやることが先決でしょう(今年は暑すぎるので、クーラー設置で急場を凌ぐ必要性を感じます)。
    一気にはできないでしょうから、屋根改修等と併せてしっかりとした屋根断熱をしてしまう。
    次にサッシ等の弱点部分の断熱補強。
    これだけでも随分暑さ対策ができるはずです。
    住宅も先ずは断熱がしっかりできているか、が空調の第一歩。
    これから新築するなら尚更です。
    エコの観点に限らず、住人の健康を守るという基本的な意味でも、高断熱性・高気密性を確保することは、これからの住宅にとってとても大切な要素になります。
    また、断熱は切れ目なく施工されていることが大事です。
    切れ目があると写真の通り。
    工事でこれを実現するためには、施工者の目だけでなく、施主代理人として設計者が細部までチェックする体制が必要です。
    モデルルームの展示模型や宣伝で高度な断熱性能を謳っていても、あなたの住宅という一事例において完璧な断熱施工がされていなければ意味がないのです。
    私たち建築家も断熱等、住宅性能の知識について日々勉強しています。
    田園都市建築家の会では、建築家各々の勉強だけでなく、勉強会を行い情報共有によるスキルアップを図っています。
    新築だけでなく、リフォーム・リノベーションで断熱性能を向上させることも十分可能です。
    もしお困りの事がございましたらぜひ一度、毎週日曜日の無料相談にお越しください。
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