こんにちは。永峰昌治建築設計事務所の永峰昌治です。昨年完成した古民家リノベーションのご紹介です。
既存建物は南北に奥行きが深いため、日本庭園に面する南側の和室は明るく開放的であるのに、北側の居間や食堂は暗く閉鎖的でした。北西の一部をえぐるように減築し、伝統的な町屋でみられるような中庭をつくりました。中庭に面して食堂を配置し、また和室との壁を取り払うことで、食堂からも日本庭園を眺められ、開放的な空間となりました。
ご夫婦共に楽しまれるロードバイクのためのスペースと在宅勤務のためのワークスペースはお互いが適度な距離を取れるように各所に配置してあります。
こんにちは、リツデザイン一級建築士事務所の吉田です。
前編、中編とご紹介してきました前川國男自邸の後編、最終回となります。
本建物は江戸東京たてもの園にて見学可能です。
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今回は寝室から。
こちらも居間同様スクエアに仕上げられたモダンなインテリア。
寝室と対象の位置にある書斎。
こちらには収納の中に洗面が付属しています。
造作の収納の中にもタイルを貼り込むことで引き締まった空間になっていますね。
最後になりましたが玄関の見返しです。
内開きの玄関ドアに低めのベンチが作り付けられています。
決して広くない玄関ですが、内外のつながりや明快なエリア分けによって狭苦しさを感じさせません。
さてここまで3回にわたりご紹介してきました前川國男自邸、いかがでしたでしょうか。
建物を写真で見るのと、空間を体感するのとでは全くの経験です。
ぜひ一度足をお運びいただくと今までにない空間体験ができるものと思います
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我々田都会の家づくりでも、竣工案件の内覧会を行っております。
個人の住宅がお引渡しになる前のほんの一時だけ開催させていただく内覧会。
もしタイミングが合います際にはぜひご参加くださいませ。
お会いできることを楽しみにしております!
こんにちは、リツデザイン一級建築士事務所の吉田です。
前回に引き続き前川國男自邸再訪のご紹介です。
おさらいですが、前川國男自邸は江戸東京たてもの園に移築展示されています。
園の観覧費用はなんと一般400円と格安で、見学すべき建物も多く、公園としてもとても魅力的ですのでぜひ一度訪れてはいかがでしょうか。
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前回は居間の写真をご紹介していましたので続きから。
シンプルな照明器具で居場所が演出されています。
台形のダイニングテーブルも空間の特性を意図しているように感じました。
ペンダントライトもオリジナルで制作されているのでしょう。
細部まで手の込んだデザインとなっています。
ダイニングテーブルと台所の間には小さな給仕口が。
雪見障子のある窓の手前にも小さなカウンターが配置されています。
ダイニングから台所や浴室、寝室に入るドアはプライベート感を高めるためか背の低いアーチドアになっています。
比較すると、玄関から居間へのドアは大きく人を迎え入れるように設計されていることが伝わってきます。
白色でまとめられている台所は庭に面した明るい空間です。
対面キッチンも素敵ですが、正面が窓というのも気持ちが良いですね。
台所の隣にある浴室。
竣工は1942年ですが、現在2023年でも通用するデザインですね。
ミラーキャビネットが壁裏に仕込まれているのが気になります。
ちなみに玄関側に配置されている客用トイレもなかなか美しいデザインです。
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またしても長くなりましたので、寝室や書斎、玄関などのご紹介は後編に譲りたいと思います。
田園都市建築家の会では、家づくりに関する様々なご相談を無料でお受けしています。
たまプラーザの「家づくりカフェ(相談・打合せスペース)」にて皆様のご来場をお待ちしています!
下記メールフォームよりお気軽にご連絡ください。
(営業時間 10:00〜17:00/水曜定休)
田園都市建築家の会では、具体的な設計ご依頼の前に、しっかりと検討したい下記の内容について日々様々なアドバイスを差し上げ「建築家との家づくり」をサポートしています。 是非ご活用ください。
・土地探し(エリア、価格、法令チェック、仮のプラン検討、進め方 など)
・資金計画(土地+建物+その他必要な費用、銀行ローン手続き など)
・建築家探し(建築家との家づくりの流れ、自分にあった建築家選び など)
また、オンラインでのご相談も可能です。皆様からのご相談にはご希望に応じて柔軟に対応いたしますので、メールフォームまたは電話にてご連絡ください。
毎週末(日曜日)につきましては、所属する建築家が「家づくりカフェ」にて「建築家無料相談」を開催しています。週ごとに担当建築家がかわり、皆様のご来場をお待ちしています。
■今週末の担当 建築家■
6/11(日) 10:00~17:00 前川哲さん
前川哲建築設計事務所
http://www.mkwaa.com/
アトリエハレトケ長崎です。
すっかり春ですね。皆さんお元気にお過ごしでしょうか?
先日、お伊勢参りをしてきました。
初日に外宮にお参りをして神楽殿でご祈祷をしていただいて、翌日に内宮にお参りをしました。
あらゆる工作物や建築物が木造で造られています。
五十鈴川を渡る宇治橋さえも純粋な木造です。
床板や欄干は檜(ひのき)ですが、橋脚の部分には、より水に強い欅(けやき)を使用しているそうです。
手水舎の屋根はおそらく柿(こけら)葺きと思われますが、屋根葺き材をまとめているけらば(妻面)の破風板の細工に注目。凄まじい技術です。
ちなみに「柿(こけら)」と「柿(かき)」は異なる漢字です。どこがどう違うかわかりますか?
とても美しい光景に出会うことができました。お馬さんと一緒に参拝です。
アングロアラブ種の鹿毛がとても美しいお馬さんです。
でもご神馬が国産固有種でないのはなぜなんでしょうね?(ここ、かなり大切だと思うのですが・・・)
雨天の神事に使われる五丈殿も掘立柱の純粋な木造です。
とてもシンプルですが、大工技術の粋を集めたつくりで息を呑む美しさです。
ちょうど良い季節でしたので、満開の桜も楽しむことができました。
数年ぶりのお伊勢参りは、心をしっかりと洗うことができ、たくさんの学びを得る旅となりました。
引き続き初心を忘れず、建築の道に精進して参りたいと決意を新たにしました。
というわけで、今回はアトリエハレトケ長崎がお送りしました。
いやぁ、建築って本当に楽しく美しく素晴らしい文化ですね。
それではまた次回。元気にお会いしましょう!
アトリエハレトケ長崎です。
2023年3月10日。新たな住まいの棟上げを完了しました。
大工の棟梁(とうりょう)と鳶(とび)の頭(かしら)が力を合わせて棟上げしたものです。
かつての棟上げはご近所も交えた一大祭事でした。
建主ご家族が餅まきをすると、近所に住む子供たちが集まってきて、皆で賑やかにお祝いごとを共有する、といった風景があったそうです。(私はこれまで一度だけその経験があります)
棟梁と頭(かしら)が木遣り(息を合わせるための労働歌)を歌ってくれたこともありましたね。
そして上棟式の後は直会(なおらい)と言って、建主さまを交えて大工や鳶の皆さんと夜遅くまで宴会したものです。
最近ではそんな風景も珍しくなってしまいましたが、棟上げは何度経験しても本当に気持ちが上がります。
実際にはまだ工事の道なかばですので、ここからが本番、というタイミングでもありますが、更地だった土地に基礎が打たれ、その上に土台が敷かれ、その上に柱と梁が組み上げられる、というプロセスは、空間が一気に立ち現れることもあって、家づくりの中でも特に気持ちが高揚する魔法のようなタイミングです。
ここから壁や窓を設置して、屋外と屋内を仕上げて・・・と工事がどんどん具体的に進んでいくわけですが、しっかりと気持ちを引き締めてより良い成果を引き出すべく、お客様と二人三脚で頑張っていきたいと思います。
というわけで、今回は、アトリエハレトケ長崎がお送りいたしました。
建築家との家づくり。皆様もぜひご一緒しませんか?
ぜひお気軽にご相談くださいね。
アトリエハレトケ長崎です。
毎年秋に、京都に1週間ほど滞在して、日本の伝統文化と最新の都市文化を学ぶ機会にしています。
今回は、桂離宮を訪ねることが出来ました。
メディアに多く登場するこちらの「書院」は、今年の11月まで改修の大工事の最中で、残念ながら拝見することはできませんでしたが、それ以外の庭や建物だけでも見応えたっぷり。ご案内いただいた解説員の方の名調子と相まって、大満足の1時間を過ごすことが出来ました。
松琴亭の一の間の床と襖には青と白の唐紙が市松模様に貼り合わされており、現代から見ても新しく斬新な意匠だと感じました。
こちらは月波楼ですが、各建物が必ず隣接する風景と密接につながるように建てられているのが印象的です。
こちらは笑意軒。近隣の田園風景までをも建物内に取り込んでいることに驚きました。窓下の痛んだ箇所に金箔を貼って補修されていますが、その貼り方がとても尖っていて斬新です。こういうところに日本独自の意趣が表れていると思います。真面目に問題に取り組んで「型」を持つことはもちろん大切ですが、どうしたらより面白くなるか、真剣に課題と向き合う中で発見できる「新しいズラし方」=「型破り」こそ、日本文化の本質なのだと思い知る気持ちでした。
型があるからこそ型破りがある。規格があるからこそ破格もある。
こちらは黒文字というクスノキの仲間で作られた繊細な垣根。高級な爪楊枝としても用いられる樹種ですが、ここまで大胆に使われるとは、何たる贅沢。さすが歴代天皇の別荘です。
時節柄、紅葉も見事で、本当に見応えたっぷりの庭園と建築でした。お腹いっぱい。
この環境が街中にあって、日常生活と隣り合いながら、いつでも誰でも訪ねることができる。
やはり京都ってすごいな、て思います。
季節を変えて是非再訪したいと思います。きっと新たな学びを見出すことができるでしょう。
以上、アトリエハレトケ長崎がお送りしました。
みなさま、2022年も残すところあとわずかですが、年末まで健やかに過ごしてまいりましょう!
皆さまこんにちは!
アトリエハレトケ長崎です。
コロナ禍が未だ終息せず、身動きしづらい思いを抱えていらっしゃる方が多いのではないかと思います。
2021年5月5日は「#最悪のこどもの日」としてSNSで話題になってしまいました。
AbemaPrimeでも熱い議論が交わされていて印象的でしたね。
一方で現在、銀行の住宅ローン金利が最低基準にあることをご存知ですか?
例えば直近でもこんな記事が出ており、目下「超低金利」として話題になっています。
コロナ禍で戸建て住宅の需要が延びているとのニュースもあり。
こんなタイミングの今だからこそ、明るい未来像を描きたい。そう考える人々が増えているのかもしれませんね。
田都会では「土地探しから始める建築家との家づくり」をワンストップでサポートするサービスを提供しています。
そこでこんなページを作成してみました。←太字をクリックして是非ご覧ください!
資金計画も目的ごとにかかる費用を常に明確に「見える化」しながら、安心して家づくりを楽しみにながら進めていくことが出来ます。
辛い時期にあっても前向きに将来を見据えた家づくりをお考えの皆さま。
ぜひ、私たち「田都会」のドアを叩いてください。
皆さまと出会えるのを楽しみにお待ちしています。
以上、アトリエハレトケ長崎がお送り致しました。
アトリエハレトケ長崎です。
今年の5月に弊社初のリノベーションプロジェクトが竣工しました。
現場は築40年以上の地下1階・地上2階の木造住宅でした。
こちらを譲り受けたお客様のニーズを引き出すためにお打合せを重ね、既存建築物の地階躯体(RC造)は残して活用し、地上2階の木造部分を解体撤去して全面的に刷新する方針としました。
新しく載せる木造部分の重量を計算して、全体を地盤耐力の許容範囲内の重量に抑え込むため、既存躯体のスラブに穴を開けて軽量化を図る計画としました。こうすることで、吹き抜けを作ったり、上階の光を地階へと導くことも出来るようになります。
こちらはこれまで地階で真っ暗な空間でしたが、こんな風に穴が開くことで空が見えるようになりました。工事中の一時ではありますが、とても素敵で新鮮な風景です。
こちらが完成した新しい住まいです。
全体を軽量化するため、一部減築もしているので、以前の建物とは全く異なる表情に生まれ変わりました。まるで新築のようですね。
このプロジェクトでは、造園&植栽をen景観設計の中山大輔さんにお願いしました。ツボを押さえた最小限の緑ですが、とても効果的に街並みを彩っています。
古くなった建築物の記憶を継承しながら、新しい暮らしへとフィットさせるリノベーション。壊す箇所と引き継ぐ箇所を見極めながら丁寧に計画することで、新築と同じように夢の詰まった快適な暮らしを実現することが出来ます。
アトリエハレトケとしては初めてのリノベーションプロジェクトでしたが、独創的で意欲的なアイディアを通じて、お客様の夢を実現出来たのではないかと思います。
新築にするかリノベーションにするかお悩みの皆さま、是非一度お声掛けくださいませ!
以上、アトリエハレトケ長崎がお送り致しました。
長い長い梅雨が開けた途端に灼熱の日々が続きますが、皆様いかがお過ごしですか?😊
アトリエハレトケ長崎です。
皆さんは「自分を形づくる味覚」について、考えたことはありますか?
つい先日49歳の誕生日を迎えたワタクシが、これまでを振り返り、真っ先に思い出すのがコチラです。
ワタクシは生まれも育ちも横浜=生粋の「ハマっ子」でした。
幼少の頃から記念日には決まって自慢の地元銘菓であるこの「ボストン」を両親が買ってきてくれました。
スポンジ+カスタード&生クリーム+シュガーコーティングという極めてシンプルな素材の組み合わせですが、これがもう絶品の美味しさ。超オススメです!
無限に食べ続けることが出来る(笑)まさにワタクシの舌の記憶を形づくっているお菓子です。
ちょうど「浜志まん」の近くで新しい賃貸住宅のプロジェクトが始まるので、お客様との打合せ帰りに、お土産として買い求めてきました。
一口、口にするだけで、子供の頃の記憶がたくさん蘇ります。
ワタクシは現在、東京在住ですが、やはり自分のオリジンは横浜にあることを再確認。
皆さんの「自分を形づくる味覚」はなんですか?😊
機会があればそんな話もしながら是非「これからの家づくり」を楽しみながらご一緒しましょう!
そうそう、8/9(日)にこんなイベントを開催します。
先着9名様限定ですので、興味をお持ちの方は是非お早めにお申し込みください😊
皆様にお会い出来るのを楽しみにしています!
以上、アトリエハレトケ長崎辰哉がお送りしました😊
こんにちは、リツデザインの吉田です。
先週から県を跨ぐ移動も解除され、通常、であった生活が戻りつつありますね。
とはいえ、もう今まで通りの通常は過去のものになってしまったのかもしれません。
テレワークも良くも悪くも浸透したというのが実情ではないでしょうか。
家も暮らしも、ちょっと今までとは違うよね、と考え始めた人も少なくないはず。
私も最近はいつも、これからの暮らし、のことを考え続けています。
⭐︎
さてさてみなさん、自宅で過ごす時間が多くなっていかがですか?
家のココがこんなだったら・・・、こんなリフォームが出来たら・・・、って思いますよね。
私たち建築に携わる側も、かなり大胆なリフォーム事例などを発信したりしますから、
「あー、そこまで出来ればそりゃ良いよね」って逆にがっかりすることもあったりして。
⭐︎
でも、実はもっと簡単なことが、暮らしの中で快適さを決める要素だったりするんじゃないかな、と私は思います。
例えばこんなこと。
これは私の家のUSBコンセント。
我が家は超超狭小住宅のリフォーム物件ですから、通常の向かい合わせのダイニングテーブルを置くことができませんでした。
3人家族の私たちは、窓に向かってカウンターで横並びに座ります。
せっかくですから、カフェっぽく、一人一つUSBとコンセントをつけました。
こんな簡単なことですが、家族それぞれが快適な時間を過ごせるんですね。
たぶん、昨今の通信環境から「配線が他人と干渉しない」というのは
プライバシーという概念を形成する上で結構重要な要素なのかもしれません。
また、コンセントの位置によって個体距離が保たれる、というのも一因かもしれません。
⭐︎
これは向かい合わせのテーブルでも工夫すれば「一人一口コンセント」はすぐに実現できるはず。
せっかく解禁された県外移動ですが、今週末は外出せずにひと工夫しても良いかもしれませんよ。
アトリエハレトケ長崎です。
皆さま、いかがお過ごしですか?
東京都の緊急事態宣言は解除されましたが、ワクチン登場まで予断を許さない状況がまだまだ続きそうですね。
この2ヶ月間は「コロナ狂想曲」とも言うべき大騒ぎが、日本国内のみならず、世界中で巻き起こった事でしょう。
この大騒ぎを通じて、私が学んだのは「自分と異なる他人を尊重すること」の大切さでした。
「自粛警察」と言う不穏な言葉が流行しています。
「コロナ自粛」に反する行動に対し、その行動をとった個人や団体を諌める動きのことだと理解しています。
「善意の注意」も行き過ぎては「余計なお世話」になり、度を超えた「他者否定」となり、取り返しのつかない「負の感情」を生み出してしまいます。
かく言う私も、街中でマスクをしていない人を見ては、ギョッとしたり、なぜマスクせずに出歩くのだろう?と思ったり、マスクがないなら出歩かなければ良いのに、と考えたり、自分の心の中にモヤモヤと黒い感情が煙のように湧き上がるのを感じたことが何度もありました。
でも、これは「他人への配慮」を欠いた「価値観の押し付け」に他ならないと思います。
おそらくマスクなしで出歩いていた人々にも、やむを得ない事情があったはず。
どうしてもその状態で出歩かざるを得なかったのかもしれません。
マスクがなくなってしまって探し求めていたのかもしれないし、道の途中で落としてしまって家路を急いでいたのかもしれない。
そもそも情報に疎くてマスクの必要性に気づいていなかっただけかもしれません。
つまるところ「自分の価値観を他人に押し付けてはいけないのだ」と言う当たり前のことに気づきました。
「他人を変えることは出来ない」けれど「自分が変わることはできる」
「自分の正義」と「他人の正義」は違っていて当たり前。
当たり前のことなのに、真面目な人ほど、正義感が強い人ほど、「自分の正義」を他人に押し付け「自分と同じ正義」を他人に求める傾向が強くあります。(お恥ずかしい話ですが、正に私自身がそれでした。そのために長年大切に思って来た友人を失ってしまった経験もあります)
「コロナ狂想曲」のおかげでようやくそんな当たり前のことに気づくことが出来た、なんてお恥ずかしい限りですが、
「他人を尊重する」と言うことは「自分と他人との違いを当たり前のものとして受け止める」と言うことに他ならないのだ、と改めて学びました。
「他人に優しく」あるためにこそ「自分に厳しく」なければならない。
そんなことを考え、もっと成長しなくてはいけないと学んだこの2ヶ月間でした。
金子みすゞは詠みました。
「みんなちがって、みんないい」
皆さんは、どのような事を考えましたか?
アトリエハレトケ長崎でした。
p.s.
最後にお知らせです。
2020年06月01日。
弊社のウェブサイトをリニューアルしてリリースしました。
https://haretoke.co.jp
これまで以上にたくさんの作品と大きな写真をご紹介しております。
ぜひご覧頂ければ幸いです。
皆さまの毎日が穏やかで無事でありますように。
新年明けましておめでとうございます。
リツデザインの吉田です。
今年の元旦は快晴でとても気持ちの良い一日でしたね。
本年も宜しくお願い申し上げます。
★
田都会も今年ついに10年目を迎えます。
皆様がもっと楽にもっと楽しく理想の家づくりが出来るように、田都会は土地探しからアフターケアまで、親身かつ公平に寄り添っていきます。
今年は皆さまにもっと「わかりやすい」をお伝えしていければと思います。
★
「わかりやすい」第一弾は、ホームページの改修を計画中です。
『田都会って建築家同士の集まりで、家づくりとは違うんでしょう?』とよく勘違いされます。
そんなことはありませんよ!
私たちが皆さまへ直接提供出来る一番のサービスは「家づくり」です。
田都会は、建築家住宅を手に入れる際のハードルを無くす仕組みです。
私は田都会に参加して7年経ちますが、「日本一クライアントに親身になれる家づくり集団」であると、胸を張って言うことが出来ます。
余計な不安や手間を排除し、理想の家づくりのことだけに集中できるサービスであること。
そのあたりを「わかりやすく」伝えられるホームページにしたいと思っています。
★
せっかくですから田都会の役割を解説しておきましょう。
私達は家づくりの際に必要で面倒な以下のことをプロ集団としてお手伝いします。
・住まい取得にあたっての方向性のご相談
・資金計画
・土地探し、物件探し
・建築家選び
・建築設計および設計監理(建築家の仕事ですね)
・銀行選び
・縛りの無い施工会社選び
・スケジュール管理
・アフターケア相談
等々、皆さまが悩む、迷う、の部分に寄り添って、出来るだけ公平な目でサポートして参ります。
これは住まいを取得する際に、どこの会社組織と進めても、どこかの段階で直面する「困った」ポイントだと思います。
例えば、不動産屋で住宅取得を相談すると、ベストではないもののその不動産屋さんが一番儲かる物件を紹介されるかもしれません。
例えば、住宅メーカーに相談すると、金額の評価や設計力、施工の体制に不透明さを感じるかもしれません。
例えば建築家に相談しようとすれば、どの建築家が信頼できて相性が良いのか、漠然とした価格の不安などが先に立ってしまうかもしれません。
そういった不安が無い様に、フラットな目線で皆さまに合った家づくりをご案内出来るのが田都会なのです。
ご相談の内容によっては別の方法(マンションや建売購入や住宅メーカーでの新築などなど)がそのご家族に合っていると判断すれば迷わずその方法をご提示させていただくこともあります。
それは、すべての人が理想の住まいを手にいれるため、です。
・
家づくりの入り口で迷ったときには、ぜひ「田都会」を思い出して下さい。
田都会には経験豊富な16人の建築家がいます。
メールでもセミナーでも、一番気楽な方法でご相談ください。
ご相談は無料です。
★
皆さま引き続き田都会を宜しくお願い申し上げます。
リツデザイン 吉田
こんにちは、リツデザイン建築設計事務所の吉田です。
先日、自宅の壁をセルフペイントしました。
塗料は株式会社ワンウィルの珪藻土塗料Kペイントです。
珪藻土塗料Kペイントはこちらからご確認いただけます。
珪藻土系の塗料はいくつかありますが、性能に大きな違いがあります。
珪藻土は単体では固まることが出来ませんので、「何か」を混ぜて固めることになります。
この「何か」がとても大切。
何故ならば、珪藻土はその表面にある細かな穴が、大切な機能を果たしてくれます。
この穴を、固める材料の「何か」が埋めてしまうと、珪藻土の呼吸を止めてしまうからです。
通常は合成樹脂といって、接着剤の類が使われるのが一般的です。
接着剤は珪藻土の穴をどんどん埋めてしまいます。
ワンウィルさんの珪藻土は漆喰等の自然素材系を用いて固めるので、埋まってしまう穴がとても少ないのです。
詳しくはホームページよりご確認いただくのが良いかもしれませんね。
◆
さてさて、ヨシダも作業着に着替えて壁を塗りましたよ。
現状、自宅の壁はビニールクロス。
この上に直接塗装をしていきます。
①養生
塗らない部分をマスキングテープやビニールでカバーをしていきます。
綺麗に塗るには養生が大事。
ホント、大事ですよこれ。
とても大事。大事なことなので何回か言いました。
6畳弱の部屋で、そうですねー、1時間くらいかかったかな。
次に養生した9畳の部屋は1時間かからなかったので、慣れるともっと早くなるかも。
コンセントやスイッチなんかも忘れずに養生しましょう。
②下塗り
Kペイントはビニールクロスに直接塗装も可能ですが、より剥がれにくくするためには下塗りをしておく方が良いとのこと。
よって下塗りのシーラーを塗っていきます。
シーラーの色は白ですので、白いビニールクロスだとどこまで塗ったかわかりにくいのが難点でした。
とはいえ順番に塗っていけばなんの問題もありません。
伸びが良いのでささっと塗っちゃいましょう。
下塗りは30分程で終わりました。
乾く間に他の部屋の養生と下塗りをしました。
③Kペイント1回目
端部を刷毛で、平面部をローラーで塗っていきます。
薄く伸ばそうとするよりは、ある程度たっぷりと塗る方が塗りやすかったですね。
こちらも伸びが良く塗りやすい!
素人にはこれは助かりますね。
そして何より、嫌な匂いが何もしません。
完全無臭と言ってもいいくらい。
(塗っている時は無臭と思いましたが、一度現場を離れて戻ってきた時に、かすかに土の匂いのようなものを感じました)
これが合成樹脂を使っていない証拠ですね。
これなら乾いてからも綺麗な空気間違いなしです。
1回目は塗り方が手探りでしたので45分くらいかかりましたね。
④Kペイント2回目
同じく刷毛とローラーで塗り重ねます。
目安は下地のクロスが透けている部分が無いこと、としてみました。
欲張って塗料をたくさんつけてしまい塗料が垂れてしまったところもありましたが、まあ、これも味かな?
30分ほどで仕上がりました。
6畳の子供部屋はKペイント・グレーで塗装
9畳の寝室はKペイント・モスグレーで塗装。乾くと色が一段階薄くなります
⑤養生剥がし
塗装が少し乾き出したら養生を剥がしていきます。
完全に乾いてしまうと、テープを剥がした端部がギザギザになってしまったりするので、半乾きのうちに剥がしましょう。
剥がした養生で壁を汚してしまわないように慎重に。
私は何箇所かくっついてしまって修正した部分がありました。
ただ、ムラがあってもあまり気にならないのも珪藻土塗料の良いところ。
養生剥がしは10分くらいですかね。
⑥完成
塗料が乾けば完成です(写真が無くてすみません。また今度アップします)
作業時間はトータルで3時間位。
今回は6畳+9畳の二部屋の壁面を塗装しましたが、5時間位で完成しました。
本当に匂いがしないので、住みながらでも全く問題ありませんね。
色も標準色で36色もあるので、一面だけ塗ってもカッコ良いと思います。
乾いてからのレビューはまた改めて投稿しますね。
乞うご期待!
営業日・営業時間
10:00~17:00
定休日 毎週水曜日
年末年始 休業(HPでご案内いたします)
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神奈川県横浜市青葉区美しが丘1-12-3 第7松美ビル201
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右の下の予約フォームからご予約いただくか、お電話でご来場日時をご一報いただいてからのご来場となる旨、ご了承ください。
ご来店のご希望日時を指定してお送りいただけます。
受信後田都会からメールを返信いたしますので、それをもってご来場予約の確定とさせていただきます。
当日などお急ぎの場合はお電話でご連絡ください。
TEL: 045-482-6140