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タグ:住宅 記事一覧
  • Posted 2020.9.25
  • アトリエハレトケ長崎です。

    蒸し暑い日が長く続くなぁと思ったら、このところ急激に寒くなりましたね。
    昼夜の温度差が激しく、うっかりすると風邪をひきそうです。
    免疫力の維持管理をしっかりとして、今年も残りわずか14回の日曜日を乗り切りましょう!

    さて、維持管理と言えば「住まいもメンテナンスが命」です。

    我が家も新築12年目を迎えて、エアコンやエコキュートなどの設備が入れ替わりのタイミングを迎えています。
    (だから10年ごとのメンテナンス資金の積み立てはとても大事なんです)
    家電製品ばかりでなく、全体を見渡して少し汚れてきた箇所などをこまめに手入れする意識を持つようになりました。

    先日、玄関のお手入れを行いました。玄関周りはこだわりの木製です。
    軒下ならではの設計ですが、それでも雨掛かりで西陽もキツい場所なので、黒ズミがかなり出ていました。

    まずはしっかりと皮剥きから

    今回お願いしたのは、オスモ&エーデルの工藤さん&宮崎さん。
    まずは黒ずんだ木目の表面をしっかり皮剥きするところからスタートです。

    綺麗に皮剥き出来ました。

    次はしっかり養生です。
    塗装したくない箇所をキッチリとロールマスカーで守ります。

    ネタをしっかりと撹拌して準備します。

    今回使用したのは、オスモカラーの#701 外装用クリアー“プラス”つや消しです。
    開缶して、しっかりとネタを撹拌して、準備完了です。

    オスモ工藤さんから塗装のコツを伝授して頂きます。

    いよいよ塗装です。

    こんな風にポンポンと何箇所かに分けてネタを置いてから全体に伸ばします。
    みるみる見違えるような輝きが甦ります。
    玄関ドアが仕上がりました。めっちゃ綺麗!!!!
    お向かいのポストも塗装完了。竣工当時の姿が甦ります!

    玄関ドアの向かいのポスト周りは、私自身で塗装しました😊

    一晩手に触れぬよう養生して、明日の朝に完成です!

    と言う訳で、半日で玄関周りの木部リフレッシュ作業を無事、完了出来ました!
    オスモ&エーデルの工藤さん&宮崎さん、ご指導&ご協力ありがとうございました!

    こんな風に自分自身で作業すると沢山のことを学ぶことが出来ます。
    ぜひ皆さんもやってみて下さい。
    職人さんの凄さが身に沁みますよ〜!

    よく「メンテナンスフリーの家をつくりたい」と言う声を聞きますが、そんな家は存在しません。
    これはハッキリと皆様にお伝えしておきたい。
    毎日きちんと「掃除」をして、適切なタイミングでしっかり「メンテナンス」してこそ、大切な我が家を快適に維持して行くことが出来るのです。

    「住まいもメンテナンスが命」です!

    と言うことで、お後がよろしいようで(笑)
    今回は、アトリエハレトケ長崎がお送りました。

  • Posted 2020.8.6
  • 前川哲建築設計事務所、前川です。先日、都内で計画していたお宅の引渡しをむかえました。在宅時の仕事対応を想定したものではありましたが、地下に作ったワークスペースは、コロナ禍に時宜にかなったもになってしまいました。

    当面、家の設計がクライアントの職場の設計ともなる、二重性をもってくるケースが増えるのかもしれませんね。

  • Posted 2020.8.3
  • 長い長い梅雨が開けた途端に灼熱の日々が続きますが、皆様いかがお過ごしですか?😊

    アトリエハレトケ長崎です。

    皆さんは「自分を形づくる味覚」について、考えたことはありますか?

    つい先日49歳の誕生日を迎えたワタクシが、これまでを振り返り、真っ先に思い出すのがコチラです。

    ワタクシはこれで育ちました
    ↑ボストンクリームパイ「浜志まん」の逸品です

    ワタクシは生まれも育ちも横浜=生粋の「ハマっ子」でした。

    幼少の頃から記念日には決まって自慢の地元銘菓であるこの「ボストン」を両親が買ってきてくれました。

    スポンジ+カスタード&生クリーム+シュガーコーティングという極めてシンプルな素材の組み合わせですが、これがもう絶品の美味しさ。超オススメです!

    無限に食べ続けることが出来る(笑)まさにワタクシの舌の記憶を形づくっているお菓子です。

    ちょうど「浜志まん」の近くで新しい賃貸住宅のプロジェクトが始まるので、お客様との打合せ帰りに、お土産として買い求めてきました。

    一口、口にするだけで、子供の頃の記憶がたくさん蘇ります。

    ワタクシは現在、東京在住ですが、やはり自分のオリジンは横浜にあることを再確認。

    皆さんの「自分を形づくる味覚」はなんですか?😊

    機会があればそんな話もしながら是非「これからの家づくり」を楽しみながらご一緒しましょう!

    そうそう、8/9(日)にこんなイベントを開催します。

    先着9名様限定ですので、興味をお持ちの方は是非お早めにお申し込みください😊

    皆様にお会い出来るのを楽しみにしています!

    以上、アトリエハレトケ長崎辰哉がお送りしました😊

  • Posted 2020.7.30
  • みなさん、こんにちは。

    (有)中尾英己建築設計事務所の中尾です。

    今年4月に自邸が竣工致しました。

    自邸ですので普段の仕事では中々試せないようなことを色々実験しております。

    まず、分離発注と言って、施工会社1社に工事を依頼せず、長年お付き合いのある下職の各業者に直接工事依頼をさせて頂きました。

    その数は….凄い数になります(^^;

    私も施主であり、設計者であり、見積・金額調整者であり、一部現場監督でもあり、と何役もこなしました。

    一番大変だったのが、各業者さんにいつ現場に入ってもらうのかという工程の段取りです。

    こちらの業者さんが遅れると…こちらが入れず….と、まぁ、当たり前のことなのですが、実際に段取りをするとかなり大変!

    私がやらなくてはならないことが多いので、工事をしながらゆっくり考えて行くというスタイルで、小さな住宅ですが竣工までに一年を費やしました。

    普通のお仕事では…難しいですね(笑)。

    大変でしたが、とてもとても勉強になりました。貴重な経験です!

    コロナ禍でまだ竣工写真を撮影していないのですが、少しだけ。

    写真は1階のトイレ内の洗面です。

    光っているのは廊下側の間接照明。

    トイレとの間の間仕切りを半透明のアクリル板にすることによって、両方に光を有効に活用しております。

    さらに…手前の洗面器と水栓。

    こちらは中国の建材ネットサイトから1~2ヶ月吟味して選びました。

    発注したのはコロナの前でしたので輸入は特に問題なかったです。

    洗面器は製品・品質とも問題ないのですが…、水栓は暫くしたら根元から水漏れ。。

    廉価ですからこういったことも折り込み済で…。

    取り付け直したもの似たような形の中国製を懲りずに取り付けました。

    他にも中国製をいくつか使用していますが、だんだん製品の品質も上がってきていると思われます。

    次回、自邸話 part2 も是非お楽しみに!

  • Posted 2020.6.8
  • アトリエハレトケ長崎です。
    皆さま、いかがお過ごしですか?

    東京都の緊急事態宣言は解除されましたが、ワクチン登場まで予断を許さない状況がまだまだ続きそうですね。
    この2ヶ月間は「コロナ狂想曲」とも言うべき大騒ぎが、日本国内のみならず、世界中で巻き起こった事でしょう。
    この大騒ぎを通じて、私が学んだのは「自分と異なる他人を尊重すること」の大切さでした。

    「自粛警察」と言う不穏な言葉が流行しています。
    「コロナ自粛」に反する行動に対し、その行動をとった個人や団体を諌める動きのことだと理解しています。
    「善意の注意」も行き過ぎては「余計なお世話」になり、度を超えた「他者否定」となり、取り返しのつかない「負の感情」を生み出してしまいます。

    かく言う私も、街中でマスクをしていない人を見ては、ギョッとしたり、なぜマスクせずに出歩くのだろう?と思ったり、マスクがないなら出歩かなければ良いのに、と考えたり、自分の心の中にモヤモヤと黒い感情が煙のように湧き上がるのを感じたことが何度もありました。
    でも、これは「他人への配慮」を欠いた「価値観の押し付け」に他ならないと思います。
    おそらくマスクなしで出歩いていた人々にも、やむを得ない事情があったはず。
    どうしてもその状態で出歩かざるを得なかったのかもしれません。
    マスクがなくなってしまって探し求めていたのかもしれないし、道の途中で落としてしまって家路を急いでいたのかもしれない。
    そもそも情報に疎くてマスクの必要性に気づいていなかっただけかもしれません。

    つまるところ「自分の価値観を他人に押し付けてはいけないのだ」と言う当たり前のことに気づきました。
    「他人を変えることは出来ない」けれど「自分が変わることはできる」
    「自分の正義」と「他人の正義」は違っていて当たり前。
    当たり前のことなのに、真面目な人ほど、正義感が強い人ほど、「自分の正義」を他人に押し付け「自分と同じ正義」を他人に求める傾向が強くあります。(お恥ずかしい話ですが、正に私自身がそれでした。そのために長年大切に思って来た友人を失ってしまった経験もあります)

    「コロナ狂想曲」のおかげでようやくそんな当たり前のことに気づくことが出来た、なんてお恥ずかしい限りですが、
    「他人を尊重する」と言うことは「自分と他人との違いを当たり前のものとして受け止める」と言うことに他ならないのだ、と改めて学びました。
    「他人に優しく」あるためにこそ「自分に厳しく」なければならない。
    そんなことを考え、もっと成長しなくてはいけないと学んだこの2ヶ月間でした。

    金子みすゞは詠みました。
    「みんなちがって、みんないい」

    皆さんは、どのような事を考えましたか?

    アトリエハレトケ長崎でした。

    p.s.
    最後にお知らせです。
    2020年06月01日。
    弊社のウェブサイトをリニューアルしてリリースしました。
    https://haretoke.co.jp
    これまで以上にたくさんの作品と大きな写真をご紹介しております。
    ぜひご覧頂ければ幸いです。
    皆さまの毎日が穏やかで無事でありますように。

  • Posted 2019.11.7
  • こんにちは、リツデザインの吉田です。

    もう11月、そろそろ年末の気配がしてきましたね。

    今年はいかがでしたか?

    私は事務所が横浜駅に移転し、新しいプロジェクトや母校での非常勤講師も始まり、楽しく充実した一年だったと思います。建築、という、新しいものの始まりに立ち会えることは本当に素晴らしく、嬉しい仕事です。

    さて、年末というと、そう、お掃除ですね。

    大変!と構えてしまうと大変ですが、家の点検も併せて掃除していただくと家に一段と愛着も湧いて充実感も増すのではと思います。

    掃除点検の中で、設計者としてどうしても見落とさないでほしい場所があります。

     

    それはバルコニーの排水口です。

    ここは必ず点検して下さい。

    本当は年に3~4回、雨の季節の前には必ず点検してほしい場所です。

    バルコニーは基本的に水が溜まる構造になっているもの。

    排水口が詰まっていたり、ゴミで狭くなっていると豪雨を流し切れず、プールになってしまいます。

    大きめの落ち葉一枚でも、塞ぎ方如何によっては流れを妨げてしまうものです。

    放置してしまうと室内に漏水してしまいます。特に困るのは壁体内への漏水。気付かずにいると漏電の原因になむたり躯体がダメになってしまうことも。

    バルコニーだけでなく、フラットルーフやポーチ屋根も必ず確認しておきましょう。

    落ち葉や埃は思わぬ場所から飛んできて、知らない間に溜まっってしまうものです。ウチは大丈夫、と過信せずにこまめな清掃点検を心がけてください。

     

    それでは良い大掃除を!(笑)

     

    リツデザイン 吉田

  • Posted 2019.10.21
  • アトリエハレトケ長崎です。
    台風15号に続き、19号においても被害を受け、日常を取り戻すために今この瞬間にもご尽力されている全ての皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。

    今年は夏の暑さが長く続き、秋は一体どこへ行った?と思っているうちに、未曾有の激しさを伴った台風の直撃が2度もありました。
    台風が去ると同時に秋を飛ばして一気に冬が近づいた印象で、衣替えや冬支度が間に合っていないご家庭も多いのではないでしょうか?
    不養生で風邪など召されぬよう、皆様くれぐれもお気をつけ下さいませ。

    私の住まいでも、11月を待たずしてすでに何日か床暖房を使用してしまいました。
    蓄熱式の床暖房のため、温度調整は細かく出来ない代わりに、床の表面25度前後の低めの温度で安定した環境を作ることが出来ます。

    ウチの長男は猫くんですが、彼はいつでも快適なポジション取りに余念がありません。
    普段はベッドの隅やソファ、私の椅子の座面などがお気に入りの場所ですが、床暖房を入れた途端この有り様(笑)

    猫というよりもはやヒトですね・・・。本人は間違いなくヒトだと思っていることでしょう。
    彼に倣って私も隣で床に寝そべってみましたが、そのまま1時間ほどウッカリ寝落ちしてしまいました。
    さすが快適ポジション取りの名人(笑)まちがいない・・・。

    こんな快適さも、それを下支えしてくれる「健全な家づくり」あってのことです。
    田都会では、建築家が日々切磋琢磨しながら、家づくりの技術向上に取り組んでおります。
    是非一度、私達の「家づくりカフェ」にお越し下さい。
    そして皆様の家づくりについて、私達と一緒に考えてみませんか?

    今回の台風のあと、汚泥掻き出しなどの復旧作業を経て、非常時にこそ日常を維持出来ることの大切さを痛感しました。
    安心で快適な住まいづくりに求められる基本的な設計条件をいま一度振り返りながら、当たり前のことを当たり前に実現する「健全な家づくり」の設計技術をより一層向上して行こう。
    田都会一同、そう強く決意しております。

  • Posted 2019.4.1
  • アトリエハレトケ長崎です。
    今回は車のデザインについて。
    先日、イギリスのスーパーカーメーカー「マクラーレン」の東京ショールームを訪ねる機会がありました。
    最先端のデザインやモノづくりの精神について、建築と車両とで何が同じでどう異なるのか、じっくり考えてみたいと思ったからです。

    こんな先鋭的なデザインに革新的な性能を秘めたモンスターマシンを間近に見ることが出来ます。

    このショールームの素晴らしいところは、この美しい外観の下に隠れているシャシー(骨組み・構造)が展示されていること。

    アルミとカーボンファイバーの複合フレームにエンジンやシートが乗っていることが良く分かります。

    細部に至るまで最先端技術の集積なのですが、特に目を引くのは、アルミとカーボンファイバーの接合部。

    アルミとカーボンという強度や変形特性が異なる素材同士をどのように接合しているのか、興味津々です。
    それぞれの素材特性を活かしたフレーム形状やつくられ方も見逃せません。

    様々な課題をクリアして、このような美しいスーパーデザインが実現出来る訳です。

    普段目に触れる外観だけではなく、その皮膜の下にどのような構造や性能が隠されているのか。
    それをどのように統合し、美しく表現するのか。

    車のデザインは、建築と異なるようでいて、実は多くの共通点を持ったとても魅力的な世界です。
    優れた建築のデザインは、建築の世界だけを見ていては、決して生み出すことが出来ません。
    私たち人間の社会的営みへの愛情あふれる眼差しや好奇心を常に忘れないことが大切だと私は信じています。
    素材を知り、技術を学び、それらを統合する職人たちをリスペクトしながらデザインの新しい価値を引き出したい。
    そんな思いを新たに、前向きな気持ちでショールームを後にしました。

    以上、今回は最先端の車のデザインについて、アトリエハレトケ長崎がお送りしました。

  • Posted 2018.5.2
  • 明日5/3(木・祝)内覧会の「仙川の住宅」

    ご提案当初からの模型も展示しています。

    同じ敷地でも、暮らしのかたちは一つではありません。

    1/1スケールの建物と模型を見比べて

    想像を膨らませるのも内覧会の楽しみ方の一つかもしれません。

    内覧会お申し込みは下記より受付中です。

    【ご見学のお申込み・お問合せ】

    下記の連絡先まで

    ①お名前

    ②ご住所

    ③ご連絡先

    ④ご来場人数

    をお知らせください。

    ◆連絡先;田園都市建築家の会(info@denen-arch.com/045-482-6140)
           または
           リツデザイン建築設計事務所 吉田(r_d_archi@ybb.ne.jp/090-3548-9670)
    ◆当日の連絡先;リツデザイン建築設計事務所 吉田 090-3548-9670
  • Posted 2018.4.27
  • こんにちは、リツデザイン建築設計事務所の吉田です。

    田都会ブログでご紹介して参りました「仙川の住宅」ですが、いよいよ竣工の日を迎えます。

    つきましてはお施主様のご厚意により内覧会を開催させていただくことになりましたのでご案内申し上げます。

    「仙川の住宅」竣工内覧会
    ◆日時;2018年5月3日(木・祝) 10−17時 
    ◆住所;東京都調布市 ※詳細住所はお申込み時にご案内申し上げます。
    ◆交通;京王線・仙川駅より徒歩10分
        小田急線・成城学園前駅よりバス15分+徒歩5分
        ※詳細住所はお申込み時にご案内申し上げます。
        ※現地に駐車場はありません。お車でお越しの際は必ずコインパーキング等をご利用ください。
    ◆規模;木造2階建
    ◆敷地面積;223.54m2
    ◆延床面積;140.68m2(42.55坪)

    【ご見学のお申込み・お問合せ】

    下記の連絡先まで

    ①お名前

    ②ご住所

    ③ご連絡先

    ④ご来場人数

    をお知らせください。

    ◆連絡先;田園都市建築家の会(info@denen-arch.com/045-482-6140)
           または
           リツデザイン建築設計事務所 吉田(r_d_archi@ybb.ne.jp/090-3548-9670)
    ◆当日の連絡先;リツデザイン建築設計事務所 吉田 090-3548-9670
  • Posted 2018.4.9
  • こんにちは、リツデザイン建築設計事務所の吉田です。

     

    前回に引き続き、全館空調についての2回目です!

     

    前回の全館空調って・・・その1はこちらから

     

    (写真はBEリンクの基礎蓄熱式全館暖房を採用した現場、コンクリートに埋設される温水パイプが並んでいます)

     

    さて、換気方式は決まりましたか?

    では全館空調を選んでいきましょう

     

    全館空調は、読んで字のごとく、家の中すべてを隈なく空調することです。

     

    代表的な全館空調といえばヒートポンプ式の空調機、つまりエアコンですね。

    空調機を天井裏等に仕込み、その風をダクトで各部屋に送り、ダクトで排気する、というのが一般的に全館空調機と呼ばれているものかと思います。

     

    暖房も冷房もこれ一機で賄う方式、ビル等でも一般的に採用されている方式です。

     

    ただこの全館空調、暖房も冷房も同じ方式でなくてはいけないわけではありません。

     

    暖房は輻射式、冷房は対流式、などの組み合わせも可能なのです。

     

    輻射式としては

    ・冷温水(またはオイルなど)によるパネルタイプ

    ・蓄熱式(コンクリート躯体やレンガなどに蓄熱します)

    が代表的な方式と思います。

     

    対流式もエアコンだけではなく

    ・空気集熱式(屋根で集熱するタイプが代表的)

    ・地中熱利用など

    もあります。

     

    これらを組み合わせて選ぶことになるのですが、そこで大切になるのはお施主様の「理想の暮らし方」になります。

     

    これは人により本当に様々です。

     

    ・エアコンの風が苦手(逆に冷風が好きな方も)

     

    ・アトピー等があるから埃が立たないことが一番

     

    ・窓をよく開ける(逆に、全く開けたくない)

     

    ・ランニングコストを最小限にしたい

     

    ・イニシャルコストやランニングコストよりも、手軽さが大事

     

    ・新しい技術を積極的に取り入れたい

     

    等々

     

    一人一人のご要望には、それぞれに個人的な理由というものが存在していて、それは至極大切な実現すべきものと私は考えています。

     

    当たり前のことですが、冷気は下方に向かい、暖気は上方に向かいます。

    この流れに逆らって空調を行うことは、快適性の低下やエネルギーのロス等の問題を引き起こす原因となります。

     

    また、これは人の快適性とも比例していますよね。

    足元ばかり冷えると不快ですし、頭ばかり暖まるとこれも不快です。

     

    つまり、暖めるものは下に設置、冷やすものは上に設置することを心がければ、より効率的で快適な環境を実現できる、ということです。

     

    具体的な空調方式の選択については、それぞれの建築家にご相談いただき、自分たちの求める理想の暮らし、を見つけてみてください。

     

    もちろん私もご相談に乗りますので、お気軽にお声をお掛けくださいね

     

     

    リツデザイン建築設計事務所では様々な空調方法をご提案・実現してきましたが、一例として、現在施工中の「仙川の住宅」の空調方式をご紹介しています。

    ぜひ以下のリンクもご参照ください

  • Posted 2018.4.7
  •  

    こんにちは、リツデザイン建築設計事務所の吉田です。

     

    今日は全館空調について、少し長くなりますので、2回に分けてご紹介したいと思います。

     

    (写真は「千川の住宅」の空調機、主に冷房用として採用しました)

    全館空調、という言葉、一度はお聞きになられたことがあると思います。

    『○○の全館空調』のようなものを売りにしている住宅メーカー・建設会社もありますね。

     

    私たちも「一番良い空調はどれか?」と聞かれることがありますが、これは様々な方式があり、ユーザーが何を求められているか、で空調方式を選ぶ基準がガラッと変わってきます。

     

    私たち設計事務所は、メーカーに縛られることなく、どのような空調方式も選択可能です。

    お施主様の求められる「住まい方」を実現するために、様々な方式をご提案し、お施主様と一緒に最良の方法を探し出していきます。

     

    さてそれでは全館空調について、とお話したいところですが、空調と併せて室内の空気の入れ替えをどのように行うか、を考える必要があります。

     

    気密性が高くなった現在の住宅において、計画換気は必須です。

     

    住宅で使われる換気方式は

    第一種換気→給気も排気も機械で行う

    第三種換気→排気のみ機械で行う(以前はこれが主流でしたね)

    の2種類。

     

    ここでは給気も排気も機械で行う第一種換気について、何を基準に選ぶと良いかをご紹介します。

     

    ≪熱交換器について≫

    気密性の高い住宅において、計画的に室内の空気を入れ替えてあげることが必要です。

    室内の空気を屋外に捨て、屋外の空気を取り込むわけですから、そこで温度の違う空気が室内に入り込みます。

    寒い冬には暖かい空気を捨てて冷たい空気を取り込み、夏はこの逆のことが起こります。

     

    当然エネルギーのロスが発生しますので、「捨てる空気」と「入る空気」の間で『熱』を受け渡しましょう、というのが熱交換器の基本的な役割です。

     

    この熱交換機には以下2種類の方式があります。

     

    (1)全熱交換式

    温度の受け渡しだけではなく、「湿度」も受け渡しをします。

    ◯梅雨の除湿、冬場の乾燥防止に役立ちます

    △室内で発生する強い湿気、強い臭気に弱く、別の換気計画が必要になります。

    △熱交換器が汚れた場合、素子の交換が必要になります。

     

    (2)顕熱交換式

    温度のみの受け渡しをします。

    ◯湿度・臭いを回収しないため、全室まとめて換気計画が可能です。

    ◯熱交換器が汚れた場合、水で洗浄可能です。

    △屋外が高湿度になった場合、室内にも湿気が入り込みます。

    △冬場は室内が乾燥傾向になります。

     

     

    上記の違いを簡単にまとめると、湿度コントロール、清掃性(臭いを含む)の2点になります。

     

    この、湿度と清掃性についてのお施主様のお考えは、全館空調方式の選択にも大きく影響してきます。

     

     

    ちなみに花粉やPM2.5を取り除くのは、熱交換器に付属するフィルターの性能に依り異なります。

    このフィルターの性能もメーカーによって様々。

    目的やコストを良く把握して絞り込んでいきます。

     

    先ずは熱交換方式を選んだ上で機種選定に入る、ということですね。

     

     

    はー、、、文字だけなのに長くなりました。

    読むのも疲れましたよね、 、

     

    ここまでお付き合いありがとうございます。

    真剣に空調方式をご検討されている方のお役に立てれば幸いです。

    さらに気になる方はgoogle先生か私まで、どうぞお気軽にお問い合わせください(^ ^)

     

    全館空調についてはまた次回!

     

    ありがとうございました( ´ ▽ ` )ノ

     

  • Posted 2018.2.6
  • こんにちは、リツデザイン建築設計事務所の吉田です。

    先日はたくさんの皆様に「杜の家」竣工内覧会にお越しいただきまして有難うございました。

    今回は「お仕事後にしかお時間が取れない」という方へ夜も内覧会を開催させていただきました。

    引き続き皆様に身近に感じていただけるような家づくりのご案内を心がけてまいります。

    ぜひ次回以降もお気軽にお立ち寄りくださいませ。

    1月の大雪の前日、快晴の日にお引渡しになりました。

    お引渡で設計業務は一区切りつきますが、顧客満足度を第一の物差しとしているリツデザイン建築設計事務所としては

    設計が良かったかどうか、真価が試される初めの一歩です。

     

    「デザインが美しい」、「斬新」、「雑誌に掲載される」どれもとても大事なことかもしれませんが、

    弊社では、『ご入居いただいて、本当に快適にお住まいいただけるかどうか』を一番大切にしています。

    快適にお住まいいただくためには、場合によってはデザインが犠牲になる時があるかもしれません。

    ただ、それでも、これから永くお住まいいただくオーナー様のために優先すべきことがあると、私たちは考えています。

    建築家の考え方で少しずつ違いが出るスタンスですが、建築家を選ぶ際にとても大切なことだと思います。

     

    もちろん、海外建築雑誌へ絶対に掲載してほしい!ということが第一目標という方も、それが間違っているというわけではなく

    これは相性の問題ですので、ご要望に合った建築家選びを大切にしてくださいね。

    リツデザイン建築設計事務所 吉田立