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神奈川県立近代美術館・鎌倉館;保存と再生
2019.6.3
田井 勝馬

【神奈川県立近代美術館・鎌倉館;保存と再生】

神奈川県立近代美術館・鎌倉館が、この度「鎌倉文華館-鶴岡ミュージアム」として蘇りました。
先日、「新しい時代の始まり」と題した展覧会が、ここ旧神奈川近代美術館にて行われました。

 

設計は坂倉準三、日本近代建築の礎を築いた建築家です。
建築を志した私も大変影響を受けた建築家の一人でした。
現在、坂倉準三先生設計のシルクセンタービルにオフィスを写したのも、その思いの表徴。

 

一般の方々も永年親しんだ鎌近美、閉館してから今日の再生実現への道のりは、決して平坦なものではなかったと思います。

アプローチから展示室、そして池へのシークエンシャルな構成は、この建築を訪れす人々を常に魅了していました。その構成が若干薄らいだことは残念ではありますが、この建築が「新しい時代のはじまり」として、鎌倉を訪れる人々に豊かな時間を過ごすことが出来る場となって行くことを期待したいです。

昨今の歴史的建築物が取り壊されていく時勢を鑑みると、再生への想いにご理解ご協力頂いた関係者の皆様、そしてこの建築への再生に直接関わられた建築関係者の方々に改めて感謝申し上げます。