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住宅の外壁
2019.5.12
遠藤 誠

遠藤誠建築設計事務所、遠藤です。今回は住宅の外壁のお話。

日本の住宅の外壁はサイディング、特に窯業系のサイディングのシェアが大きく、7割ほどあると言われています。比較的安価で施工性やメンテナンス性も〇、各種メーカーから色々な種類も出ているので、そうなるのもわからないではないのですが…、個人的にはどうしてもあまり好きになれません。

理由は「石柄」「タイル・レンガ調」「板目風」など、最近ではコンクリート打放しのようなものまであって、つまりそのほとんどが何かを模したものであるというところ。だって「柄」とか「調」「風」って、本物ではないってことでしょ!?もちろん本物と全く変わらないのであれば問題ないのですが、少なからず違いはあって(特に質感!)、この違いの部分にげんなりしてしまうのです。

そんなわけで、当事務所でよく採用させていただくのはモルタルの上に吹付や左官で仕上げるケース、具体的にはジョリパットなどがその代表例です。他にも湿式タイルとか、板張りなんかも使用しますが、コストの問題などでなかなか割合は多くありません。よってジョリパットのワンパターンという感じになってしまっていて、何か良い材料はないものかと思っていたところ、こんなものを見付けました。

ケイミュー  SORID(ソリド) typeM https://www.kmew.co.jp/shouhin/solido/typem.html

もうすぐ竣工する清水О邸/遠藤誠建築設計事務所

メーカーはサイディング屋さんなんですけど、これはちょっといい風合いかな、と。コスト的には若干割高ですし、今後デメリットなども露呈するかもしれませんが、今後とも注目していきたい素材ではあります。みなさんいかがでしょう?