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こぢこぢの家 / 古い作業台のリメイク
2019.1.19
小嶋 良一

こんにちは。こぢこぢ一級建築士事務所の小嶋良一です。

小嶋の自宅『こぢこぢの家』で使用するテーブルは、古い作業台を購入してリメイクすることにしました。

ダメージの激しかった天板中央部分は家具屋さんの手により新しい木に入れ替えてもらい、塗装は自らの手で行うことにしました。



天板は目の詰まった杉という話でしたがヒノキだったようで、中央の新しく接いだ板も同じくヒノキとなりました。そうです、お風呂に使われるあのヒノキです。これまで針葉樹の家具を扱ってこなかったので、木目が綺麗でいいなぁと呑気に構えていましたが、調べてみると、実は油分が多すぎて木目に着色剤が入らない木だということがわかりました。

とかいって何か方法があるでしょ~!

天板の裏側で試してみましたが、やっぱり新しいヒノキには全然色が入らない・・・古いヒノキはいい感じなのに・・・

そうだ!この際クリアオイル仕上げにするのはどうか?
水で濡らすとオイル仕上げに近い色味になるのでやってみました。

なんか蕎麦屋すぎる仕上がり~・・・

とりあえず気分転換のためにもフレーム部分だけ先に塗っちゃおう。床とのコントラストを付けるためにダークブラウンのオイルステインを塗布。フレームは杉材なので色が良く入ります。

思ったより赤みが強かったけど、なかなかいい感じ!
さて天板はどうしたもんかなかな〜・・・

最後の手段「塗り分け」しかない!

といっても完全に塗り分けると後でメンテが面倒になるので、新しいヒノキ部分だけ先にクリアオイルを塗り、後から全体を着色する方法。さっそくサンプルを作ったところ、クリアの上に着色を重ねて塗った部分はムラなく薄っすら茶色になっていい感じ。

しかし、よく見ると古いヒノキ部分の方が滲んでムラになってるような・・・古くてもやっぱりヒノキなのね。

でも、ま〜悪くはないか、と思ったけど、一応クリアとダークブラウンのハーフ&ハーフでサンプルを試してみたところ、今までで一番いい感じ!

まずは新しいヒノキ部分だけクリア塗装。

その上からダークブラウンとクリアのハーフ&ハーフを塗るとこんな仕上がりに!

結局3種類の色で塗り分けることになりましたが、リメイクならではのテーブルになりました。

元々の味を楽しみながら、新たに刻まれていく暮らしの痕跡を見守っていきたいと思います。

さて、どんな風に変化していくのでしょうか。




〜おまけ〜