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戸建リノベ
2018.4.22
遠藤 誠

近年、うちの事務所(遠藤誠建築設計事務所 http://m-endo.net/ )ではリノベーション(原状回復の為のリフォームではなく、建築をより良くするための改修)のご依頼が増えています。特に戸建て、しかもかなりこだわりと思い入れの強いご要望をいただくケースが非常に多いです。(よってそれなりの費用にはなりますが…)

数年前までは正直「できれば新築の方がうれしいな」と思っている時期もありました。しかし現在では全くそういう思いはなく、むしろ我々の力を発揮するという意味においては、もしかしたら新築以上にやりがいがある仕事なのかもしれません。

例えば下の写真の西が丘I邸。このケースでは中古の建売住宅を購入しリノベする計画でした。2階の一部屋の床を吹抜けとし、サニタリーも西欧的な一体型バスルームとするなど、限られた空間を広く、明るくすることが求められました。

多分、うちにこうしたご依頼が多いのは、「そこにあるべくしてあるような建築」を目指すことを理念としていることと関係があるのかもしれません。新築、リノベを問わず、そこにある環境との関係性、様々な諸条件の中で、在るべき答えを導こうとする姿勢なわけで…。そう考えるとある意味、新築も一種のリノベーションなのかもしれませんね。