こんにちは、小川貴之建築デザインの小川です。

昨年末に上丸子の家が竣工しました。

敷地は2019年の大型台風の際に1.2ｍほどの浸水被害にあわれた地域で、建主さんは災害に強い家を希望されていました。

木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造の違いについてのご説明からスタートして、設計に約1年ほどかかりました。

水害以外にも地震、騒音、振動なども考慮して最終的にはRC造をご選択しました。

1階は万が一の浸水を想定して車庫と玄関のみとし、コンセント、エアコン等の電気類はすべて腰上に設置しています。

屋上には太陽光発電パネルと蓄電池も設置し、被災時に最低限の電力を確保できるようにしています。その他にも全館浄水システムの採用、シャッターの設置、感震ブレーカーなど建主さんと私も一緒に様々な災害対策の勉強と検討をしながら設計と工事監理を進めました。

事務所のホームページに他の写真も掲載していますのでよろしければご覧ください。