Tai and Associates;田井勝馬建築設計工房で設計監理していました「田園調布 Y邸」が完成しました。
建築家(Tai and Associates;田井勝馬建築設計工房)と不動産コンサル(FDB;フリーリー・デザイン・ボックス)が連携し実現した土地コンサルプロジェクトの第一弾「田園調布プロジェクト」が、完成を迎える事ができました。
クライアントからの要望は、快適な住まいの設計とその最適な土地のセレクト、そしてトータル予算を鑑みた全体コストコントロールでした。
今回、建築家(Tai and Associates;田井勝馬建築設計工房)と不動産コンサル(FDB;フリーリー・デザイン・ボックス)が連携し、よい建築用地とは?立地や利便性、広さといった基本的な条件を押さえるとともに、建築設計の視点から土地の特性を生かし、住まいのポテンシャルを最大限に引き出せる用地選定をアドバイスしてきました。そして、田園調布のこの土地にクライアントの要望を凝縮して設計しました。
この建築は、RC造、地下1階+地上2階の住宅、外壁は煉瓦と本実型枠コンクリート化粧打ち放しで仕上げられています。
そして、大きく延びた2枚の庇がこの建築の最大の特徴、軒裏に貼られた木板ばりがコンクリート、煉瓦のブルータルな表情に暖かみを醸し出しています。
この庇は、エントランスアプローチへの雨除け、2階のリビング・ダイニングへの日除けの役割を果たしたデザインです。
本実型枠コンクリート化粧打ち放し仕上げ;今回型枠に出目地を出すことを拘りました。本実コンクートの繊細さと表面の表情をより際立たせる意匠を採用しました。
煉瓦は60×227の標準的なサイズながらも目地表情に工夫を凝らすデザイン、色合いにはコバルトを混ぜ込んだかなりの拘りのある風合いにて焼き上げ、コンクリート表情と対峙したこの建物にしかない質感と色合いを醸し出せていると思います。
また内部階段にもこの考えを踏襲しています。コンクリート素材をダイレクトに活かすための方法として、コンクリート表面を削り出し内部骨材を表徴するデザインを採用しました。コンクリートの強さと骨材の繊細さを併せ持った階段ディテールです。
今後、建築家(Tai and Associates;田井勝馬建築設計工房)と不動産コンサル(FDB;フリーリー・デザイン・ボックス)が連携し、一つのチームとして機能することの重要性と相乗効果を実感しつつ、この経験を生かし、更なる強固な体制を構築したいと思います。
https://www.tai-archi.co.jp/consulting/
営業日・営業時間
10:00~17:00
定休日 毎週水曜日
年末年始 休業(HPでご案内いたします)
お問合せ先
TEL: 045-482-6140 FAX: 045-482-6141
e-mail info@denen-arch.com
〒225-0002
神奈川県横浜市青葉区美しが丘1-12-3 第7松美ビル201
[Google Maps で開く]
※ 現在、新型コロナウィルスなどの感染症対策のため、同時にご入場いただくグループを制限させていただいております。
右の下の予約フォームからご予約いただくか、お電話でご来場日時をご一報いただいてからのご来場となる旨、ご了承ください。
ご来店のご希望日時を指定してお送りいただけます。
受信後田都会からメールを返信いたしますので、それをもってご来場予約の確定とさせていただきます。
当日などお急ぎの場合はお電話でご連絡ください。
TEL: 045-482-6140