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サイン照明・間接照明 失敗から学ぶこと
2021.9.15
木内 厚子

スタジオエイト設計室の木内です。

こちらのブログでも紹介したことのある「100段階段プロジェクト」の階段下のサイン、街のマップが描かれ、夜間は薄暗らかった場所を、明るくしています。しかし、サインを照らす照明が、階段を下りてくる際に眩しい!との、街の方からご意見をいただき、解決すべく、検討と実験を先日行いました。

サインを照らすという機能をできるだけ損ねることなく、眩しさを軽減するための実験です。

↓実験中の写真です。

左側から、

「光を通さない素材で135度の角度のついた笠」、「パンチングメタル」「乳白ポリカーボネイト板」「くもりガラス調ポリカーボネイト」「グレースモーク調ポリカーボネイト板」の5種類のものを実際に設置して試してみました。




ポリカーボネイト板の中では、グレースモーク調のものが、眩しさを軽減させることはわかりましたが、照明器具のラインがはっきり見えてしまい、それが美しくないようにも思いました。

パンチングメタルも、穴の開口率が適切であると、光を出しながら眩しさを軽減するらしいのですが、今回用意したものは穴が大きかったのか、少し眩しさを感じます。

135度の角度をつけた笠は、間接照明メーカーの方のアドバイスから試したのですが、光は直接見えないため眩しさもなく、一番心配していたサインを照らす光も思ったよりも残りました。こちらは、実は照明の位置と階段の角度、人の目線の高さ等から算出した形であったので、光を直接見せない間接照明の基本を改めで学べた気がします。

今回は135度の角度をつけた笠を設置し、眩しさを改善することになりました。失敗はしない方がよいですが、失敗から学ぶことも多いとも感じ、日々の精進を心がけ、次の設計に活かしていきたいと思います。。

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