庭園外の山や森林などの自然物等を庭園内の風景に背景として取り込むことで、前景の庭園と背景となる借景とを一体化させて景観を形成する手法。(ウィキペディアから引用)
設計をスタートする時は、事前に敷地をよく観察します。特に計画隣地の状況は重要で、新しく建築する建物から何が望め、或いは見る・見られる視線をブロックすべきかなど、現地でイメージしながら構想を始めます。
写真は先日竣工した「町田W邸」で、右の写真からもわかるように道路を挟んだ東側お向かいのお宅はまるで雑木林のようでした。(キジバトが巣をつくっているとのこと)この緑をどのように計画に活かすべきか?そこで考えたのが上記した「借景」という手法でした。南東側に庭を配したL字型のプランで、西側の部屋から見た際の庭の緑と隣戸の緑を連続させる。ただし道路を行きかう人と目が合う関係もよろしくないので、焼杉を貼った背丈よりも少し高い壁で仕切るという構成。
そしてこのW邸中庭の緑自体もすくすくと育ち、数年後にはお隣の緑とセットで、周辺地域の潤いの場となればと願っております。
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