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モノづくりの楽しみ
2020.3.9
吉田 立

こんにちは、リツデザインの吉田です。

昨年末にAmazonで事務所用に購入した電気ケトル。

木の把手なのに安い!と思ったらプラ製でした。

価格が安い割にスチールの成型が綺麗ですし、木目のプラでも構わないのですが、気になりだすと触るたびに気になってしまうもの。

大したことのない部品なので、事務所にあるフローリングのサンプルで把手を作ってみました。

木材はマホガニー。

私の大好きなギターに使われている木材で、暖かみのある音色に特徴があります・・・、ってヤカンの把手でなんじゃそりゃ、っていう。

マホガニー材のギター!

・・・いえ、マホガニーは建築ともとても関わりの深い材料。

世界3大銘木の一つと言われる木材で、「マホガニー」とは「黄金色」という意味があります。

赤みのある木肌が美しく、頑丈で軽い材。加工がしやすく装飾も施せるので家具の材料として欧州の家具の主流となりました。

しかし、20世紀半ばには大量伐採が問題になりワシントン条約により取引が制限されています。

今現在は南米産の本来のマホガニー材を家具材として手に入れることはできません。

じゃあここにあるマホガニーは何?

今現在手に入るマホガニーは「マホガニーと似たような赤い色の木肌を持つ木材=〇〇マホガニー」と名付けられた東南アジアやアフリカで採れた木材です。

それでも導管の詰まった〇〇マホガニーに出会えることもあります。

フローリングもアジア諸国で採れたマホガニー材が入ってくるようになりましたが、またいつ無くなるとも限りません。

アンティーク家具や建材などで(ギターも!)マホガニー材に出会ったら、ぜひその違いを見て楽しんでみてください。

電気ケトルの把手から随分脱線した気がしますが、材料選びもモノづくりの楽しみのひとつです(笑)。

リツデザイン 吉田