Blog
広島工場見学1
2017.6.19
津野 恵美子

こんにちは!津野建築設計室の津野です.

先週6/15〜16の二日間で,会の建築家有志13名で広島に行ってきました.

主目的は,賛助会員である,大和重工さんと松岡製作所さんの工場見学です.

工場見学というと,小学校の社会の授業以来縁がないという方も多いかと思いますが,設計者にとって工場見学はもうちょっと身近なものです.実際に納品される部材の,途中または最終段階を確認しに行くこともありますし,近々予定がなくても興味のあるメーカーの工場を見て,どんな信頼性のある製品なのか,或いはどんな加工技術があるのかを実際に見ることで,設計に活かせることもあります.

今回は松岡製作所さんの工場見学をレポートします!松岡製作所はキッチンを主としたステンレス加工に定評がある会社です.

ステンレスシンク.どのお宅にもあると思いますが,実際にどう作られているかというと...

最初は一枚の平たいステンレス板なんですね.

こんな機械で正確に切り出しています.メンバーみんな興味津々です.

それを折り紙のように折り曲げていきます.

1.2mmの厚板なので,機械を使って曲げますが,最後は職人さんの目と手で水平垂直の精度を出します.

大分シンクらしくなってきました.でもまだ折っただけなのでスキマだらけです.

その継ぎ目を職人さんが溶接していきます.溶接の光がきれいだけど,うっかり直に見てしまうと目を痛めてしまうので,カメラ越しに作業工程を確認.

そしてカウンターとも溶接するとかなりキッチンらしくなってきました.

でもまだ溶接の焦げ目や凸凹が残っているので,これを丁寧に磨き上げていきます.

ステンレス仕上には,鏡面・ヘアライン・バイブレーションなどがありますが,今回はヘアラインとバイブレーション仕上の実演見学と体験をさせていただきました.

これは職人さんがやったもの.マットで同じ質感できれいですよね.

そして工具の使い方を習って,バイブレーションとヘアラインをメンバーがやってみました.職人さんによる実演は軽く滑らかで簡単そうなんですが...これが難しい!職人さんの腕の高さを実感しました.

それ以外にも,シンクの立上りの筋目を四周揃えるためにわざわざ曲でもできるところを溶接していたり,職人さん方の高い技術とこだわりを実感できました.どんなキッチンに活かそうか,今からわくわくします!

長くなってしまったので,ひとまずはここまで.最後にみんなで記念撮影です.

松岡製作所の皆さま,お仕事中にもかかわらず,丁寧にご案内いただきありがとうございました!